岩手県遠野産ホップで地域活性 今しか飲めない一番搾り発売 キリンビール2020年8月27日
キリンビールは、国内最大級のホップ産地であるビールの里・岩手県遠野市で今年収穫したばかりの生ホップを急速凍結して使う「一番搾り とれたてホップ生ビール」を、11月4日から期間限定で発売する。
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今年で発売17年目を迎える「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、累計販売本数が3億本を超える人気ブランド。麦のおいしいところだけを搾る「一番搾り製法」が生み出す澄んだ麦のうまみをベースに、とれたてのホップのおいしさが感じられる、調和のとれた飲みやすさが特長だ。
ビールづくりにおいて、ホップは収穫後、品質を保つため乾燥させて使うのが一般的だが、同商品は水分が含まれたとれたてホップを生のまま凍結し、細かく砕いて使用する特許技術により、フレッシュなホップの香味が生きている。日本で良質なホップが栽培されているからこそ可能な技法で、世界でも例を見ないホップの使い方。これにより、とれたてのホップを使ったビールのおいしさを楽しめる。
キリンビールは 100年以上前からホップの国内試験栽培を始め、日本産ホップ育成に取り組んできた。遠野市など東北のホップ農家とも半世紀以上にわたる契約栽培の歴史を経て、現在では日本産ホップの約7割を同社が購入しているという。
日本産ホップの生産量は2008年からおよそ10年間で446トンから202トンへと半減しており、遠野市のホップもピーク時の6分の1まで減少。同社は良質な日本産ホップの産地を守るため、遠野市と生産者、地域と連携し、ホップ農家への積極的な支援や、地元の資産である日本産ホップの魅力を活用した地域活性化に取り組んできた。
「遠野ホップ収穫祭」や「遠野ビアツーリズム」の実施など、さまざまなイベントを通して、直近5年間では、この取り組みに賛同した12人のホップ農家が遠野市へ移住したという。
同社は、今後も日本産ホップにこだわってつくった「一番搾り とれたてホップ生ビール」を通じて、地域活性化に取り組み、ビール市場をより活性化に尽力していく。
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