JICAーSDGsパートナーに認定 三菱ケミカル・ソリューション2020年8月31日
三菱ケミカル株式会社のグループ会社である三菱ケミカル・ソリューションズ株式会社(東京都品川区、柳川秀人社長)は8月28日、JICAより「JICA‐SDGsパートナ」ー」に認定されたことを公表した。
JICA-SDGsパートナー認定書
認定日は8月13日。
「JICA‐SDGsパートナー」は、JICA(独立行政法人国際協力機構)が今年7月に創設したばかりの制度。パートナーに認定された企業や団体によるSDGsへの取り組みを強力に後押しする。
認定は、同社がケニアで行っている高濁度・水質変動対応型浄水技術普及促進事業を対象になったもので、安全・安心な水を供給するために取り組んできた同社の事業活動が、持続可能な社会の実現に貢献するものとみて認定した。
高濁度・水質変動対応型浄水技術は、表流水を水源とするケニアの浄水場では雨期に濁度が上昇し、従来型の浄水処理のやり方ではあるべき水質が担保されない。人口増加の影響でとりわけ都市部の水道水の供給量が不足している状況にもあり対策が急がれていた。
同社の技術の導入で、より質の高い飲料水が効率的に確保できるようになるだけでなく、従来型設備よりも省スペースで、拡張も簡単に行えるメリットがあるという。
気候変動の影響で長期化する雨期の急激な濁度上昇など、気候変動適応対策としても有効な技術だとされている。
SDGsの6「安全な水とトイレを世界中に」、9「産業と技術革新の基盤をつくろう」、13「気候変動に具体的な対策を」に寄与することが可能になるとしている。
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