「ふくしまの米」PRのユニフォーム発表 福島ユナイテッドFC2020年8月31日
サッカーJ3の福島ユナイテッドFCは、稲刈りのシーズンを迎える秋季期間のリーグ公式戦で、「ふくしまの米」をPRするユニフォーム(米ユニ)を着用する。夏季シーズンの桃ユニに続き、ふくしまの米をアピール。米ユニには、同FC農業部パートナーのJA全農福島、福島民報社と新たに菅野建設工業がサポートに加わった。
福島県は、コシヒカリやひとめぼれ、天のつぶなどの米を栽培しており、日本穀物検定協会による令和元年産米食味ランキングでは、福島県産米4銘柄が最高位を獲得。3年連続で獲得数日本一になるほど、美味しさでも定評がある。
同FCでは、東日本大震災・福島第一原発事故に伴う福島県産品への風評の払しょくに繋げようと、2017年より桃ユニフォームを発表してきたが、今年は実りの秋に向けて、同FC農業部で、2018年より取り組んでいる「お米」をモチーフにしたユニフォームをつくった。J3リーグ公式戦で着用し、「ふくしまの米」を広くアピールする。
ユニフォームは、イエローをベースカラーに、稲刈りの時期に福島の田園地帯に広がる美しい黄金色をボディとシェブロンラインに採用。たわわに実る稲穂のイラストを入れ、収穫を迎えられた喜びと感謝の気持ちを表した。
ユニフォームを着用する副キャプテンの橋本拓門選手は、「今季は初めてお米のユニフォームを着用できるということで、今からとてもワクワクしています。桃ユニと同様、米ユニを着用できる機会を作ってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。また、実際に農業に携わらせていただいていることで、農家の皆様の苦労や大変さを身に染みて感じております。僕たち選手ができることは、この米ユニを着て、福島の農業やお米の魅力を、少しでも多くの方に伝えられるように、ピッチで全力を出して勝利を目指すこと。そこに向かってチーム一丸となり頑張っていきたい」とシーズンへの意気込みを述べた。
また、福島の米PRユニフォームパートナーで、JA福島県本部の渡部俊男県本部長は「『ふくしまの米』の品質は全国トップクラス!福島ユナイテッドFCも『米ユニ』でテッペン目指して戦ってください」とチームにエールを送った。
米ユニは、8月29日12時から公式オンラインショップで予約販売。合計60着限定。1万2100(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日