「さとむすび」のリアル店舗が羽田イノベーションシティ内にオープン2020年9月3日
(株)インフォマートは、旧羽田空港ターミナル跡地に開発された大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」内に、全国各地の地域産品が楽しめるイベント型飲食店「さとむすび」をオープンした。これまでWebクラウド上で扱ってきた情報を基に、リアル店舗として発信し、さらなる地方創生への支援をめざす。
9月のタイアップ地域
ウェブの「さとむすび」は、もともと全国の産品や郷土料理、観光情報などをデータベース化したサイト。同社が各地から情報を集める中で、飲食店であっても食材の産地を知らないことが意外に多いということに気が付き、各地域のさらなるアピールに繋がると考え、リアル店舗をオープンした。
店舗では、全国各地の自治体と連携し、地域の食材を生かした料理を紹介するほか、食材の産地やその土地の風土なども紹介。飲食店というだけでなく、各地域の特色をPRしたり表現したりする場としてリアル店舗を運営していく。
「ウィズコロナ」時代に合わせた店舗空間
「さとむすび」の店舗では、着席スペースとスタンディングスペースに分けた100席を用意。ゆったりとした空間でソーシャルディタンスの確保する。また、店内に設置するプロジェクターを用いてWeb会議などができ、新型ウイルスの感染拡大が不安な時代に合わせて活用可能。地方から東京へ出向く時間と費用の負担も減らすことができる。会計は、完全キャッシュレス・非接触型決済。
地域のもの、素材を活かしたメニュー
常時5〜8地域とタイアップし、ランチ・カフェ・ディナーそれぞれの時間帯で地域産品を生かした料理・スイーツ・地酒などを提供。"オール国産品"だが、和洋を問わずさまざまな調理方法を取り入れた新しい料理を提供する。9月は北海道北見市、岡山県美咲町、長崎県平戸市、宮崎県木城町とのタイアップを予定している。
モニターを用いたPR動画の発信
店舗には5台のモニターを設置。それぞれに違う映像を流すことができ、食材のことや、生産者の声、観光・イベント情報など様々なPRができる。タイアップする地域とライブ中継を繋ぐなど、イベントも開催予定。
店内のイメージ写真
重要な記事
最新の記事
-
「備蓄米放出」とは? 政府備蓄米放出に関する記事まとめ2025年2月13日
-
ミニマム・アクセス米 輸入数量見直し交渉 「あきらめずに努力」江藤農相2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(1)2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(2)2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(3)2025年2月12日
-
求められるコメ管理制度【小松泰信・地方の眼力】2025年2月12日
-
コメの輸出は生産者の理念頼みになってしまうのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年2月12日
-
タイ向け日本産ゆず、きんかんの輸出が解禁 農水省2025年2月12日
-
地元高校生が育てた「とちぎ和牛」を焼き肉レストランで自らPR JA全農とちぎ2025年2月12日
-
変化を目指して交流を促進 JA相模原市とJA佐久浅間が友好JA協定の締結式2025年2月12日
-
カフェコラボ 栃木県産いちご「とちあいか」スイーツを期間限定で JA全農とちぎ2025年2月12日
-
価格転嫁 慎重に検討を 米 生産と流通実態調査必要 日本生協連2025年2月12日
-
2024年度日本酒輸出実績 米・韓・仏など過去最高額 日本酒造組合中央会2025年2月12日
-
「第1回みどり戦略学生チャレンジ」農林水産大臣賞は宮城県農業高校と沖縄高専が受賞2025年2月12日
-
植物の気孔をリアルタイム観察「Stomata Scope」検出モデルを12種類に拡大 Happy Quality2025年2月12日
-
「さつまいも博」とローソンが監修 さつまいもスイーツ2品を発売2025年2月12日
-
「CDP気候変動」初めて最高評価の「Aリスト企業」に選定 カゴメ2025年2月12日
-
旧ユニフォームを水素エネルギーに変換「ケミカルリサイクル」開始 ヤンマー2025年2月12日
-
世界最大級のテクノロジー見本市「CES」にて最新テクノロジーを展示 クボタ2025年2月12日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」 日本曹達2025年2月12日