初心者向けに家庭菜園支援 サカタのタネが通販カタログを発行2020年9月3日
(株)サカタのタネは9月1日、「はじめての家庭菜園 初心者さんの、かんたんタネまき」を発行した。同社のオンラインショップでも電子版を公開する。
地域限定で3万部ほど無料配布するもので、同社のオンラインショップでは電子版を公開する。
カタログには有効期限が付いていて、配布地域でカタログを手にできなかった場合、一定の時期に達するとネットでの閲覧もできなくなる。ただ、バックナンバー需要への対応などは今後の検討課題としている。
B5サイズ、全16ページのカタログは年2回の発行で、関東の一部地域のスーパーマーケット店頭にも設置する。
種苗メーカーとして長年通販事業を手がけてきた同社のカタログ「家庭園芸」は豊富な内容で園芸愛好家の評価が高い一方、園芸初心者からは「何から始めたらよいのかわからない」といった声が寄せられていた。
なかでも「タネ」から始める園芸へのハードルは高いため、一から始めたい初心者向けに、いわば「ハウツー本」の形でまとめたのが今回のカタログ。時期に合わせたおすすめのタネや資材の選び方、水やりの方法など、基本的栽培知識が写真などとともに掲載されている。次号発行は、春の園芸向けに2021年2月下旬を予定。
コロナによる巣ごもり需要が増えた今、改めて園芸の価値が見直されている状況にある。園芸に興味を持つきっかけや、失敗しない栽培のサポーターとなることを目指す(同社)としており、将来的な園芸文化のすそ野拡大の一助になればと期待している。
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日