ワイン専門誌厳選の「日本ワイン」を販売開始 モトックス2020年9月4日
ワインの専門商社(株)モトックスは、ワイン専門誌「Real Wine Guide」がセレクトした国内の優良な日本ワインを10月から発売する。
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同社は、ワイナリーと販売店との間の流通を整え、品質の高いワインが入手しやすくなる環境を醸成することで、日本ワインの安定した消費と、発展に貢献することをめざしており、結果としてワイナリーがワインの品質を高め、ブドウ栽培の担い手への支援など、日本農業に貢献することにつあがると考えている。
「日本ワイン」は、日本産のブドウを100%使い、日本国内で醸造されたワイン。従来は、海外産、日本産いずれのブドウを使っても、日本国内で醸造すれば「国産ワイン」と呼称できたが、2018年から、日本産ブドウを使用し日本国内で醸造されたワインは、「日本ワイン」とし、「国産ワイン」と区別されている。
日本のワイン産業が抱える課題
日本ワインの品質は、年々高まっているが、ワイン産業では従来の流通構造から、様々な課題を抱えている。多くのワイナリーは小規模生産者で、人手や経験などの面から販売・配送業務・販路開拓・営業活動に苦慮するところも少なくない。
一方、日本ワインを応援したいと考える販売店は少なくないが、ワイナリーとの個別取引や、掛け率の問題、保管・配送状態など、取り扱いのハードルが高くなってしまっている部分が多々ある。その結果、日本ワインを取り扱いたいが、見送らざるを得ないという状況が生まれている。また、注目度が高まる日本ワインを飲みたい消費者は増えているが、流通ルートが限られていることから、入手しにくいのが現状だ
こうした課題を解決するため、今回の取り組みでは、リアルワインガイド社が、メディアというニュートラルの立場からワイナリーを客観評価。そこから優良ワイナリーの選択と折衝を担当する。また、モトックスは輸入ワインで培ってきた経験と、全国の取引先との流通網、徹底した品質管理による配送体制で、日本の消費者、優れた日本ワインを入手しやすい環境を整える。
2021年上期までに日本ワイン20社の取り扱い予定。さらに、2021年中に50社、2022年中に100社の取り扱いをめざす。
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