ジビエ処理施設のHACCP対応を支援 ジビエクラウドに「衛生管理記録機能」を追加2020年9月9日
狩猟関連機器の企画・開発・販売を行う(株)huntech(ハンテック)は9月14日、トレーサビリティにも対応した捕獲・加工情報プラットフォーム「ジビエクラウド」に、ジビエ処理施設の衛生管理記録機能を追加し実装する。
衛生管理記録機能画面
今回追加する機能は、ジビエ処理施設において2021年6月から義務化されるHACCPへの対応を支援するもの。
ジビエ処理施設がHACCPに対応するためには、「商品のトレーサビリティ」と「施設の衛生管理記録」について、(1)管理計画を策定し、(2)手順書を用意し、(3)管理情報を保存し、(4)必要に応じて以上を見直すことの4点が求められている。
ジビエ処理施設が取り扱う野生動物は、家畜と異なり生産段階での管理ができないため、既存の畜産業におけるHACCPの仕組をそのまま流用することはできず、独自の衛生管理システムを構築する必要がある。しかし、鳥獣捕獲・ジビエ利活用業界は市場規模が小さいこともあり、これまでジビエ処理施設向けの包括的なHACCP対応支援のWebサービスはなかった。
同社は2019年から、ハンターや処理加工施設が簡単に捕獲から加工情報の登録・管理できるトレーサビリティシステム「ジビエクラウド」を提供し、複数のジビエ処理施設に利用されている。今回の機能追加は、ジビエ処理施設における新法規への対応支援を実現しジビエクラウドの付加価値を向上。ジビエクラウドを利用することで、ジビエ処理施設において求められる食品衛生に関する情報管理が容易に実現できる。
「ジビエクラウド」は、1処理施設につき初期費用5万円。月額費用は同4000円。いずれも税別。
管理記録一覧画面
<機能概要>
ジビエ処理施設では衛生管理計画を策定し、以下5つの様式と別紙について実施したものを確認・記録・検証する事が求められている。
様式
1.捕獲・受入個体記録表(日報)
2.従事者等の衛生管理点検表
3.と体解体時の確認記録表(日報)
4.金属検出機チェック表
5.冷蔵庫内・冷凍庫内温度チェック表
別紙
・交差汚染、二次汚染の防止
同社のジビエクラウドでは、トレーサビリティとしてすでに実装していた様式1「捕獲・受入個体記録表」、様式3「と体解体時の確認記録表」への対応に加え、残り全ての様式と別紙について確認・記録機能を実装し、ジビエ処理施設の衛生管理業務を支援する。また、同機能では入力した衛生管理記録について、ウェブ上で様式・点検日ごとに後から確認できる。これにより、記録の提出が要請された場合や問題が繰り返し発生している場合に過去の記録を参照し、対処することでより衛生的なジビエ管理が可能となる。
<衛生管理記録機能の特徴>
1.手引きに準拠した様式を実装
HACCP対応では予め施設の衛生管理における点検項目を定め、それを記録・保存することが求められている。施設の衛生管理記録機能では、「小規模ジビエ処理施設向けHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」に準拠した記録様式が準備されているため、ゼロからこれらを作成するといった作業に煩わされることはない。
2.手持ちのデバイスで利用可能、導入コストを抑制
今回追加される衛生管理記録機能を含めた「ジビエクラウド」はWebブラウザから利用可能なため、専用アプリやシステムのインストールは不要で、使用する環境を選ばない。特別な書類や新たな機材を導入することなく、お持ちのPCやスマホ・タブレット端末をそのままできるため、大幅な導入コストの圧縮につながる。
3.紙の管理から解放、手間をかけずに運用
紙面での衛生管理記録では、記録保管場所の維持管理や、遠隔地における記録承認手続きでも多くの課題を抱えている。今回追加された施設衛生管理記録機能はWebで完結し、紙面での記録管理に比べてファイリングや印刷の手間も不要で、面倒な保管管理がいらない。また記録項目は端末上に表示される選択肢を選択するだけで入力可能。感覚的に操作可能なインターフェイスにより、スマホやPCの扱いに慣れない方でも利用できる。
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