持続可能な社会・世界が身近になる新媒体「つ・な・ご」を創刊 日本生協連2020年9月29日
日本生協連は、持続可能な社会の実現をテーマにした新媒体「つ・な・ご」を創刊。9月下旬から生協の宅配で順次展開する。
日本生協連が策定した2030年ビジョンでは、助け合いの組織として誰もが笑顔で暮らせる、持続可能な社会の実現をめざすことを掲げている。このほど創刊した「つ・な・ご」は、持続可能な社会の実現に向け、さまざまな社会課題を広く「認知 」し、紹介する商品を「購入」することで課題解決の一助となることをめざす。
誌面は、"価値あるもの、社会的課題を解決する商品を通して原産地と組合員をむすび、「取り組む価値」の理解を深め、共に力をあわせて、くらしの中から社会を笑顔にする!"をコンセプトに、「伝統技術や文化の保護・継承」「公正な社会・くらしの実現」「国内支援・国際支援」の3つのテーマで展開する。
「つ・な・ご」の3つのテーマ
(1)伝統技術や文化の保護・継承
すぐれた技術・品質を有しているにも関わらず、後継者問題や認知不足により伝統の継承や事業継続が難しくなっている産業などを支援するテーマ
【商品掲載例】
~江戸時代の水がめの一大産地の技術を絶やさぬために~「岩見焼のすり鉢」(島根県)
~洋食器の町に変貌した燕で、江戸時代からのヤスリ作りを守る~「家庭用ヤスリ」(新潟県)
(2)公正な社会・くらしの実現
不当な搾取による貧困や自身で製品の販路が見出せないといった社会的地位の確立に苦心している人々と、その産業などを支援するテーマ。
【商品掲載例】
~障がい者アーティスト作品の「価値化」で障がい者の自立を支援~「可能性アートプロジェクト」(凸版印刷)
~雇用支援だけでなく環境保護への貢献も~「ダストレスチョーク」(日本理化学工業)
(3)国内支援・国際支援
購入することで寄付・募金に繋がる仕組みをもった商品で社会問題解決を支援するテーマ。
【商品掲載例】
~日本の技術がアフリカの課題(貧困、密漁、違法森林伐採)解決に~「バナナペーパー」(ザンビア)
~「フィリピンの女性たちに自信と自立の道を!」~「ラフィアバッグ」(フィリピン)
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