「新富ライチ」がグッドデザイン賞受賞 2021年度収穫分の先行受付開始2020年10月5日
こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)が新富町のライチ生産者と共同でつくった国産ライチブランド「新富ライチ」が、2020年度「グッドデザイン賞」を受賞した。
2020年度グッドデザイン賞を受賞した国産ライチブランド「新富ライチ」を生産する森さん
こゆ財団は、グッドデザイン賞の受賞を記念し、新富町ふるさと納税返礼品として2021年収穫分(2021年6月より順次発送予定)の先行申込を、ポータルサイト「ふるさとチョイス」で始めた。
「新富ライチ」は、こゆ財団が2017年4月の設立後、すぐに取りかかった初めての農産物ブランディング。生産者の森哲也さんの「産地間競争ではなく、新富町ならではの永く愛されるブランドでありたい」という思いに共鳴し、その希少性と品質の高さをブランドとして確立するため、プロダクトも含めたコミュニケーションのデザインに取り組んだ。その結果、1粒1000円という価格で、糖度15度以上、1粒50グラム以上という高い品質を実現。冷凍中心だった従来のライチのイメージを覆す青果物として注目を集め、ファンの開拓、新富町の認知度向上、関係人口創出など多くの実りが生まれた。
グッドデザイン賞受賞にあたり、審査員からは「さまざまな地域が名産品を開発する中で、他にはない希少性と高い品質をもつ果実に目をつけ、ファンをつくり育てるという視点でブランド化を成功させた。ファンイベントなどの取り組みは、地方の小さなまちににとって、その経済効果だけでなく、多くの関係人口を生み出した価値は非常に大きい」と評価。また、「後継者不足や栽培が難しい点など、まだまだ不安材料があるが、農業にまちの未来を託す多くの地方に、勇気を与える取り組みとして高く評価した」とコメントがあった。
重要な記事
最新の記事
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日
-
「JAサイネージ」 JA本店や金融店舗の情報発信にも利用拡大 あぐラボ2024年7月18日
-
【人事異動】JA全国共済会 新会長に坂本富雄JA埼玉県中央会会長(7月18日)2024年7月18日
-
スマホでより便利に「石川県Aコープ(ジャコム石川)アプリ」提供開始2024年7月18日