京都・伏見の老舗酒蔵が酒米の契約農家を守るサポーターを募集2020年10月6日
(株)北川本家(京都市伏見区)は、酒造好適米(酒米)の契約農家である丹州河北農園(京都府綾部市)と共同で8月に始めた共同施策の第2弾として、10月5日からクラウドファンディング、CAMPFIREで「【山田錦のお米とお酒】創業360年 京都・伏見で顔の見える酒造りと農家との取り組み」を始めた。
プロジェクトでは、新型コロナウイルスの影響による日本酒の減産、農家への酒米の発注激減、農家での山田錦の生産減少の悪循環を食い止めるための支援を募集。酒造りには農家との良い関係が重要であることを知ってもらうとともに、普段は食べない山田錦をこの機会に多くの人に食べてもらうことで、日本酒に対する興味を持つきかけとなることをめざす。
日本酒の原料米「酒造好適米」の中でも知名度、作付面積でトップの山田錦。米の粒が大きいため育つまでに時間がかかり、背が高く普通の風で倒れてしまうなど、生産の過程で苦労は絶えないお米。今回はリターン品として、河北農園で契約栽培している酒米「山田錦」だけで醸造した「富翁 純米吟醸 丹州山田錦」と、河北農園が生産した「山田錦」の白米を真空包装したのセットなど3000円から10万円まで用意。5万円のリターン品は、「富翁 純米吟醸 丹州山田錦」と「山田錦」のセットの他に、北川本家の北川幸宏社長も参加するオンライン酒の会(限定あり)への参加。また、10万円は、支援者3組限定の酒蔵見学などがある。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日