障がい者就労農園の運営に参画 好循環の地産地消へ ベルク2020年10月8日
スーパーマーケットチェーンの(株)ベルクは、地域の障がい者雇用及び地産地消の促進につながる取り組みとして、農業を活用した障がい者雇用のコンサルティング事業を展開する(株)エスプールプラスが運営する「わーくはぴねす農園さいたま川越」に参画する。同社が全国で展開する障がい者就労農園では、スーパーマーケットとして初となる。
10月6日に行われた開園式の様子

運営開始にあたり10月6日、従業員とその家族、支援員を招き、わーくはぴねす農園さいたま川越で開園式が行われた。開園式では、同社の原島一誠社長がメンバーに「ベルクの社名に相応しい地域社会への仕事を皆さんと一緒にできることを嬉しく思っています。健康で楽しくがんばっていきましょう」と激励のメッセージを送った。
同社は、全150区画ある農園のうち12区画を使って6人の障がい者を雇用し、ビニールハウス内での養液栽培方法による安全で清潔な野菜作りを行う。また、運営にあたり、障がい者が安心して働ける環境をサポートするため、ベルクでの管理経験が豊富な社員等を農場長としてを2人配置する。
同社は、農園のある川越市内に現在6店舗を展開。今回の参画により地域の障がい者の雇用創出だけでなく、栽培し収穫した野菜を来店する消費者や従業員に届けることで地産地消を促進する。また、感謝の声を農園で就労する障がい者に届けることで、さらなる働く意欲の向上にも繋がると考えている。今後は、障がい者特性の理解促進のための農園研修を、管理者向けに開催することも計画している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日