エコプロアワード大臣賞などを公表 サステナブル経営推進機構2020年10月9日
サステナブル経営推進機構は「第3回エコプロアワード」の受賞者を10月2日に公表した。
エコプロアワードは優れた環境配慮が組み込まれた製品やサービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルなどの案件を表彰し、さらなる開発・普及推進を図り、持続可能な社会づくりに寄与することを目的に2018年に設立した表彰制度。
今回は47件の応募の中から、選考委員会と審査委員会の審査により18件を選出。うち最も優れた表彰候補の5件を「財務大臣賞」「農林水産大臣賞」「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」に、大臣賞に次ぐ優れた5件を「エコプロアワード優秀賞」とし、審査委員会が推薦する8件を奨励賞に決定した。
大臣賞5件は次のとおり。
▽財務大臣賞 会社名:宮島酒店 名称:地元産契約栽培米を用いた低精白の純米醸造酒
▽農林水産大臣賞 同:日清食品ホールディングス 同:「カップヌードル DO IT NOW!」プロジェクト
▽経済産業大臣賞 同:日本リファイン 同:アップサイクルによるNMP循環システム
▽国土交通大臣賞 同:大東建託 同:オリジナルCLT工法でつくる『木造』マンション~持続可能な社会の『住まい』と『暮らし』の提供を目指して~
▽環境大臣賞 同:(1)グレイス 同:多様な団体の連携が生み出す
同:(2)サステイナビリティ人材開発機構 同:サステイナビリティ人材の育成事業
応募内容について同機構は、ESG、SDGsの機運の高まりを受け、製品やサービスを通して企業・団体の組織全体の活動を推進する案件が増加。受賞の中には、資源循環、サーキュラーエコノミー等のキーワードを軸にした取り組みが多くみられたという。また、伝統文化や地域など、環境だけにとどまらないサスティナビリティに関する多面的要素を持つ案件が高く評価されたことも特長として挙げた。
表彰式は例年エコプロ展で開催していたが、コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、各賞の表彰は個別で行い、その結果を11月25日~28日にオンライン上で開催する「エコプロonline2020」の主催者ブースで配信する。
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