タイでシャインマスカットなどテスト販売開始 日本農業とGREENCOLLAR2020年10月13日
(株)日本農業は、(株)GREENCOLLARとアジア圏での生食用ぶどう販売についての基本協定書を締結した。

GREENCOLLARは、日本とニュージーランドでの生食用ぶどう生産・販売事業を推進しており、国内外でのテスト販売の開始など、2023年の収穫に向け本格始動。同事業は、季節が真逆の北半球(日本)と南半球(ニュージーランド)で日本品種の高品質な生食用ぶどうを生産し、通年で「旬のぶどう」を世界へ販売することで、日本ブランドの農作物の価値を高めることをめざしている。
日本農業は、同事業に共感し、GREENCOLLARの生産パートナーである葡萄専心(山梨県笛吹市)が生産したぶどうの海外におけるテスト販売を行い、PR活動を推進。2023年の収穫時期に備え、それまでに海外一般消費者に日本の高品質のぶどうを試してもらう機会を作る。第一弾として9月にタイへ向けてシャインマスカットとバイオレットキングを合計250kg輸出。現地のスーパーで販売した。
様々な農産物を輸出する日本農業は、現地に営業人員を置き、日本産農産物の魅力を効果的に海外の一般消費者へ伝えるための市場調査や、ブランドの推進、棚作り等様々な施策に取り組んでいる。インドネシア、タイ、フィリピンの3か国で同社ブランド「ESSENCE」は、各国へ輸出されている日本産リンゴの中で市場シェアのトップに位置する。今回のテスト販売を通し、同社は日本品質のぶどうの魅力を海外の一般消費者に伝え、日本の農産物全体の需要を高めるとともに、付加価値を高めていく。
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