5000円相当の村産品 数量限定・送料込1000円で予約販売 京都・南山城村2020年10月13日
京都府下で唯一の村、南山城村は、公式サイト「村のええもんめっけ‼」でオンライン限定の村産品の特別予約販売を受け付けている。

新型コロナウイルスの影響で販売機会が減少している村産品を販売する。南山城村商工会が、総額5000円相当の村産品を市場価格で買い上げた後、破格の特別価格1000円(送料込)で消費者に届ける。1000セット限定で、売り切れ次第終了。ただし、1回の発送件数には限りがあるため、10回以上に分けての予約販売となる。
京都府東南端に位置する南山城村は、日本を代表する銘茶「宇治茶」の一大産地。人口2600人余りの府内唯一の村で、京都市から約1時間という立地だが、高齢化が進み人口も減少している。コロナ禍で消費者の購買行動の多様化が進む中、対面販売以外の南山城村産品の新たな販路モデルの構築と村のブランド化を進めるため公式サイト「村のええもんめっけ‼」を開設した。
新型コロナウイルスの影響が南山城村の農家にも大きくのしかかり、村自慢の茶業もかつてない苦境に立たされているという南山城村。平沼和彦村長は「大切な南山城村の産業を継承していくため、こだわりの産品を、お値打ちにお試しいただきたいと『村のええもんめっけ‼』を企画した。特産品であるお茶のほか、愛おしみ大切に栽培したものを、ぜひご賞味ください」とアピールしている。
<10月のセット商品ラインアップ>
◎むらちゃプリン(抹茶・ほうじ茶)
南山城村産の春摘み抹茶だけを限界まで混ぜ込んだ抹茶プリンと砂炒りほうじ茶を贅沢に使用した濃厚なプリン。添加物を使わない安心、こだわりスイーツ。2個で820円。
◎かぶせ茶
「宇治茶の主産地」南山城村のお茶は全国的な品評会でも高い評価を得る品質の良さ。かぶせ茶は、上質な香りに甘みとまろやかさを合わせもつ良質なお茶。50gで750円相当。
◎ほうじ茶
南山城村産の茶葉をじっくりと焙煎した芳ばしい香りが楽しめる自慢のほうじ茶。熱湯ですぐ入れられる手軽さも魅力。200gで500円。
◎お米
山里を流れる渓流の水が育んだ南山城村のお米。1キロのお試しサイズを用意。1kgで500円。
◎ブルーベリージャム
南山城村の朝夕の寒暖差を利用して栽培されたブルーベリーをジャムに。甘さ控え目で爽やかな味わい。170gで730円。
◎茶畑スティック
まるで南山城村の美しい茶畑のような外観をしたスティック状のマドレーヌ。ふんだんに抹茶を使った贅沢な洋菓子。3本 750円。
◎季節の野菜
季節の野菜2~3種類を選んでセットに。天候やその日の出荷物により内容は異なる。
2~3種類で500円相当。
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