「有田むき」の「幸せみかん」本格出荷 JAありだ共選協議会2020年10月20日
和歌山市のJAありだ共選協議会は10月19日、「有田みかん」の出荷が本格化。有田みかんは、「有田むき」をしたみかんの形が「幸運」を花言葉に持つ四つ葉のクローバーに似ていることから、今年度より「幸せみかん」と称して全国へ届ける。
有田地域特有の「有田むき」
有田みかんだからこそできる特有のむき方「有田むき」。ヘタのない果頂部から外皮ごと4分割する有田地域特有のみかんのむき方で、有田みかんは、外の皮も中の皮も薄いことから「有田むき」に最適と言われる。同協議会は、「有田むき」で4分割にした形が、四葉のクローバーに似ていることから、今年度より「幸せみかん」と名付けて出荷する。
みかんは、β-クリプトキサンチンやビタミンなどの栄養が多く含まれ、手軽に栄養素がとれることから健康面での"幸せ"も期待。和歌山県出身のフルーツ研究家、中野瑞樹さんは「フルーツは、日本人が不足しがちな栄養を多く含んでおり、健康の質を上げるための大切な鍵の一つ。中でも、みかんは 、食べやすく、そのまま持ち運びできる"手軽さ"が特長。みかんで日常にフルーツを手軽に取り入れてみましょう」と薦めている。また、「有田むき」は慣れると、指先を汚さずにみかんを食べられるという利点もある。
日本人にとって、身近なフルーツのみかん。「有田みかんは、幸せみかん。」というメッセージについて、JAありだ共選協議会は「有田みかんを毎日食べていただき、見た目も身体にも"幸せ"をお届けしたい。和歌山の太陽が育んだ栄養豊富でおいしい『幸せみかん』を、ぜひお召し上がりください」と呼びかけている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日