来季柑橘果皮を予約 デザート・スイーツ＆ベーカリー展に出展 伊藤農園2020年10月27日
かんきつ専門で六次産業を手がける伊藤農園（和歌山県有田市）は、10月28日～30日にインテックス大阪で開催される「FABEX関西/デザート・スイーツ＆ベーカリー展」に出展する。
展示会では、みかんパウダー、いよかんパウダー、ゆず果皮スライス、甘夏・レモン等の糖漬けピールなど原料や製菓材料を紹介。同社では、12月～7月にかけて、約20種類のかんきつを搾り、あとに残る果皮は、しっかりとした香りと風味で、製茶・製菓・香料・エキスなど、各種メーカーで利用できる。また、スライス・ダイスカット・ペースト化・粉末化・糖漬け・乾燥など様々な加工を施してからの納品も可能で、小ロットから対応。このほか、温州みかんの豊作見込みを受け、現在温州みかん果汁を提案している。
伊藤農園は、柑橘類の生産、搾汁、加工、販売までを手掛け、いち早く農業の六次産業化に取り組み、地元産の有田みかんを始めとする柑橘を使った加工商品を国内外へ発信。地元農家と共に歴史あるみかん畑を絶やさないよう、和歌山産みかんの美味しさ、価値を届けている。
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