オンライン蔵開きで新しい「顔の見える酒造り」へ挑戦 北川本家2020年10月28日
伏見の老舗酒蔵、北川本家(京都市伏見区)は、例年10月下旬から11月上旬に本社敷地内で行なっている蔵開きイベントを、今年は11月28日にオンラインで実施する。
酒どころ伏見では、春と秋に各酒蔵(酒造会社)が一般消費者に自慢の酒を味わってもらうため「蔵開き」と称した行事を実施してきた。京阪神だけでなく全国から来訪者があるが、新型コロナウイルス影響で、それぞれの酒蔵で3月20日に計画していた春の蔵開きイベントは中止になった。
同社は「蔵開き」について、単に蔵出しのお酒を味わってもらうだけでなく、ふだんは製造現場の乾蔵(いぬいくら)で日本酒造りに向き合っている蔵人たちが、じかに消費者から生の意見を聞ける絶好の機会ととらえている。また、「顔の見える酒造り」という同社のテーマにも欠かせないイベントであることから、三密を避ける新しい方法を試行錯誤。その結果、秋の蔵開きは、オンラインによる開催となった。同社は「北川本家の360年以上続く長い歴史と伝統が、現代にそしてオンラインでどう伝わるのかを知り、新しい『顔』の見える酒造りに繋げたい」と話している。
オンライン蔵開きは、11月28日15時~16時30分までオンライン(Zoom)で開催。限定酒(5000円~)を1セット以上購入すると参加できる。
参加予定数は先着100人。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日