無印良品が「大豆ミート」のハンバーグなど4商品を発売2020年10月29日
無印良品を展開する(株)良品計画は10月28日、大豆ミートシリーズとして「ハンバーグ」「ミートボール」「ひき肉」「薄切りタイプ」の4種類を無印良品店舗と無印良品ネットストアで発売した。
農林水産省の「2050年における世界の食料需給見通し」によると、2050年には世界の人口が100億人に達すると言われ、同時に食肉需要は2010年比で1.8倍に上昇すると予測されている。たんぱく質を確保することが重要な課題とされる中、食肉需要の増加に対応するために家畜を育てることで、多くの飼料用穀物や水が必要になることに加え、家畜が排出するCO2量の増加による環境破壊が懸念される。世界中の様々な国と地域で「感じ良いくらし」「感じ良い社会」を提案する無印良品は、こうした課題解決策のひとつとして、牛や豚などと比べて生産時に使用する水が少なくてすみ、CO2が発生しにくい大豆を主原料とした「大豆ミート」を提案する。
同社は、今回発売する大豆ミートを使った4商品で、普段の食卓で慣れ親しんでいる"大豆"が、環境問題を考えるきっかけになり、健康志向やエシカル消費の高まりなどもふまえ、より自分に合った豊かな食生活を送るための選択肢のひとつになればと考えている。
商品ラインナップには、温めるだけで手軽に食べられ、お肉が好きな方にもおいしく違和感なく食べられる食感に仕上げた「ハンバーグ」と「ミートボール」、水戻し不要で料理にすぐ使えるよう加工した「ひき肉タイプ」と「薄切りタイプ」を用意。冷蔵タイプや乾燥タイプの大豆ミートが多い中、常温保存可能・水戻し不要な商品とすることで、手軽に普段の食卓に大豆ミートを取り入れるきっかけになることをめざす。
「大豆ミートハンバーグ」(1人前)、「大豆ミートミートボール」(80g・1人前)、「大豆ミートひき肉タイプ」(80g・2~3人前)、「大豆ミート薄切りタイプ」(80g・2~3人前)はいずれも290円。
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