焼酎を世界へバーチャル焼酎館開設 JETRO2020年10月29日
日本貿易振興機構(JETRO)は10月28日から、デジタル技術で日本の焼酎・泡盛の輸出活性化を目指す新プロジェクト「日本の焼酎・泡盛を世界のSHOCHU・AWAMORIへ」を開始。JETROホームページ上に焼酎・泡盛輸出ビジネス促進に向けたデジタルプラットホーム「バーチャル焼酎館」の設置をはじめ、日本の焼酎・泡盛の輸出拡大に向けた各種コンテンツを発信していく。
世界の酒類市場は2005年~2019年にかけて3割以上拡大しており、酒類別シェアではスピリッツ系の伸びが高く、日本の焼酎・泡盛にも海外酒類関係者の注目が集まっている。こうした中、焼酎・泡盛の輸出拡大に向け「低い知名度」「弱い海外マーケティング」「焼酎・泡盛ビジネスへの参入不足」の3つの課題解消を目的に、新プロジェクトでは「バーチャル焼酎館の創設」「海外マーケットインスキルの提供」「オンライン商談機会の常時提供」を立ち上げ、日本のクラフトスピリッツを世界にアピールする。
「バーチャル焼酎館(英文名称:Discover Shochu:Japanese Craft Spirits)」では、海外マーケットイン目線で焼酎・泡盛の魅力を伝えるコンテンツを順次掲載。焼酎・泡盛ビジネスに役立つ基礎知識や、蔵元の魅力を伝えるストーリー・動画を公開することで、世界中のバーテンダーやバイヤーの関心喚起を図り、海外の酒類関係者が日本の焼酎・泡盛関係者にアクセスできる仕組みを構築する。参加蔵元の募集は28日から開始している。
また、日本の焼酎・泡盛関係者が海外マーケットイン目線で現地バー市場等の開拓を図れるよう、海外講師陣のオンラインセミナーを定期的に開催し、海外マーケットインスキルの向上を図る。同時にオリジナルカクテルの開発や、ボトルデザインの開発支援等も行う。
オンラインによるプロジェクトの特性を活かし、日本の焼酎・泡盛関係者と世界中のバーテンダー、バイヤー等を常時マッチングするオンラインの商談機会を提供。具体的には、バーチャル焼酎館やJETROの国内外事務所を通じたマッチングを図る。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日