牛久市の学校給食で地元のブランド牛や地鶏のメニュー提供2020年10月29日
葉隠勇進(株)が給食調理業務を行っている茨城県牛久市内の中学校で、県からの食材提供により、学校給食で茨城県のブランド牛「常陸牛」を使った牛丼や「奥久慈軍鶏」の親子煮を10月13日と14日に提供。校長先生からも生徒からも好評だった。

農林水産省は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した和牛などの需要喚起を図るため、国産農林水産物等販売促進緊急対策事業のうち学校給食提供推進事業では、学校給食での和牛等の提供により、そのおいしさや魅力を伝え、学校給食に提供するための経費を補助している。食肉流通業者らによる協議会や都道府県の畜産担当課、教育委員会などが連携して活用し、複数の県で取り入れられている。
茨城県では、常陸牛62キロ、奥久慈軍鶏32キロが提供され、13日は「贅沢牛丼」、14日は「奥久慈軍鶏の親子煮」を給食に提供した。
軍鶏は1キロずつ袋に入れて冷凍で納品されたため、袋開けの際に切れ端が混入しないよう注意して作業を進められた。親子煮は卵除去のアレルギー対応もあったが、残食も少なく、校長先生からも好評で、生徒も美味しく食べていたという。
学校給食から地元畜産農家を応援する取り組みとして、牛久市では10月~12月の間に常陸牛と奥久慈軍鶏を使った給食を毎月1回提供する予定。同社は、「地元食材の魅力を充分に伝えられるよう、引き続きおいしさにこだわって調理を行っていく」という。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日