前年比103.5%豆乳類の7~9月期生産量日本豆乳協会2020年11月9日
日本豆乳協会は、7~9月期の豆乳市場の動向を検証し、豆乳類全体の生産量は、11万3565kLを達成。前年同期比103.5%となり、「豆乳(無調整)」を中心に市場が伸長していることがわかった。
豆乳類を分類別に見ると、最も伸び率が高いのは「豆乳(無調整)」で、生産量は3万2630kL(114.9%)となった。また、生産量が最も多い「調製豆乳」は、ほぼ前年並みの5万4953kL(99.9%)、「果汁入り豆乳飲料」は、4830KL(103.8%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は、1万6929kL(99.8%)となった。一部、前年とほぼ同様のカテゴリーもあったが、全体では豆乳生産量は順調に拡大しており、出荷量でも生産量と同様の傾向を示している。一方、主に業務用として生産している「その他」に分類される豆乳では、外食自粛が続いていることもあり、2020年に入り低迷していたが、7~9月期では、4222KL(90.9%)と、ほぼ昨年レベルに戻っている。
同協会は7~9月期では、引き続き新型コロナウィルスの影響で宅内需要が増加傾向にある中、豆乳市場は、健康志向の高まりから、飲用や料理での需要が伸び、利用者が拡大していることが要因として挙げている。特に、料理需要の多い、豆乳(無調整)の1Lのパッケージを中心に生産量が増加しており、家庭内での消費量が大幅に増加したと分析。一方、在宅勤務が増え、オフィス街でのコンビニエンスストアでの豆乳の消費量は減少したことから、調製豆乳の微減につながっているとしている。
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(2)病理検査で家畜を守る 研究開発室 中村素直さん2025年9月17日
-
9月最需要期の生乳需給 北海道増産で混乱回避2025年9月17日
-
営農指導員 経営分析でスキルアップ JA上伊那【JA営農・経済フォーラム】(2)2025年9月17日
-
能登に一度は行きまっし 【小松泰信・地方の眼力】2025年9月17日
-
【石破首相退陣に思う】しがらみ断ち切るには野党と協力を 日本維新の会 池畑浩太朗衆議院議員2025年9月17日
-
米価 5kg4000円台に 13週ぶり2025年9月17日
-
飼料用米、WCS用稲、飼料作物の生産・利用に関するアンケート実施 農水省2025年9月17日
-
「第11回全国小学生一輪車大会」に協賛「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年9月17日
-
みやぎの新米販売開始セレモニー プレゼントキャンペーンも実施 JA全農みやぎ2025年9月17日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」ダイニング札幌ステラプレイスで北海道産食材の料理を堪能 JAタウン2025年9月17日
-
JAグループ「実りの秋!国消国産 JA直売所キャンペーン2025」10月スタート2025年9月17日
-
【消費者の目・花ちゃん】スマホ置く余裕を2025年9月17日
-
日越農業協力対話官民フォーラムに参加 農業環境研究所と覚書を締結 Green Carbon2025年9月17日
-
安全性検査クリアの農業機械 1機種8型式を公表 農研機構2025年9月17日
-
生乳によるまろやかな味わい「農協 生乳たっぷり」コーヒーミルクといちごミルク新発売 協同乳業2025年9月17日
-
【役員人事】マルトモ(10月1日付)2025年9月17日
-
無人自動運転コンバイン、農業食料工学会「開発特別賞」を受賞 クボタ2025年9月17日
-
厄介な雑草に対処 栽培アシストAIに「雑草画像診断」追加 AgriweB2025年9月17日
-
「果房 メロンとロマン」秋の新作パフェ&デリパフェが登場 青森県つがる市2025年9月17日
-
木南晴夏セレクト冷凍パンも販売「パンフェス in ららぽーと横浜2025」に初出店 パンフォーユー2025年9月17日