「球磨焼酎リサイクリーン」再建支援プロジェクト開始2020年11月9日
(株)グローカル・クラウドファンディングは、「焼酎粕」を動物用飼料にリサイクルする施設「球磨焼酎リサイクリーン」の再建を支援する寄付型のクラウドファンディングを開始。リターン品には、令和2年7月豪雨からの復興と循環型社会への取り組みとして水害で損壊し、製造に支障をきたした蔵元から厳選の球磨焼酎を届ける。

球磨焼酎リサイクリーンは、産業廃棄物である「焼酎粕」を動物用飼料として有効利用するために建設されたリサイクル施設で、2004年から稼働。令和2年7月豪雨で被災し、ポンプやモーター、電子制御システムなど、高圧電気を使用する機械の電気関係が浸水により損壊し、被害総額は約3億5000万円にのぼる。
同プロジェクトは、この「焼酎粕」リサイクル施設の復旧と熊本県の人吉・球磨地域と球磨焼酎生産者による循環型社会への取り組みを守るため、リサイクル設備の復旧資金として目標額1000万円を募集。支援者へのお礼の品として、支援金額に応じ、球磨焼酎リサイクリーンを利用している12の蔵元が推薦する下記銘柄から届ける。
募集期間は、2021年2月28日まで。商品の発送は、プロジェクトの終了後2021年3月頃を予定。グローカル・クラウドファンディングは、全国の投資家と地域の事業者の橋渡しを行う会社として1月に熊本市で設立。クラウドファンディングにより、資金力・事業ノウハウに乏しいがチャレンジ精神旺盛な中小事業者や地域の特徴ある産業を積極的に支援し、「世界一の品質を誇る金融プラットフォーム」をめざしている。
リターン商品
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日
-
「JPFA植物工場国際シンポジウム」9月1、2日に開催 植物工場研究会2025年4月2日
-
耕作放棄地を解消する「えごまプロジェクト」の寄付開始 長野県南木曽町と「さとふる」2025年4月2日