広島県のオリーブの島でスタンプラリーなどイベント開催 江田島市2020年11月10日
広島県江田島市は12月20日まで「えたじまぐるっとオリーブラリー2020」を開催中。同市の特産品であるオリーブをより多くの人に味わってもらおうと開かれるスタンプラリーで今年で3回目。江田島市内の協賛18店舗によるオリーブを使った特別メニューを楽しめる。
瀬戸内海に浮かぶ江田島市は、少雨で日照時間が多く、穏やかな気候が続く特徴を生かしてオリーブ栽培が盛んに行われていることから、「オリーブの島」をめざし、市民・企業・行政が協力してオリーブ振興に取り組んでいる。
同市が苗木の購入助成を行い、市民や地場企業が栽培。企業が実った果実を買い取って加工・販売を行う「官民一体」となったオリーブ振興に取り組んでおり、現在では約100人の栽培者が江田島市内でオリーブ農家として活躍している。
また、収穫時期には新しいオリーブの楽しみ方の一つとして「オリーブ収穫体験in江田島」というボランティア型のイベントを開催。今年はコロナ禍で新たな観光スタイルが増えている中での開催となるため、単なる観光ではなく"収穫を通して人と出会い、大自然の中で汗をかき、全身で江田島を体感する"体験型イベントとして100人以上の応募があり、大盛況で収穫を終えた。
日本でも珍しいオリーブ振興を江田島市が取り組み始めてから今年2月で10周年。オリーブの島といえば小豆島の印象が強いが、同市は「広島にもオリーブの島があるぞ!とたくさんの方に認知してもらえるように、第二のオリーブの島を目指して江田島市はこれからもオリーブ振興に取り組んでいきます」と意気込んでいる。
スタンプラリーは、江田島市オリーブ振興協議会が主催。12月20日まで、同市内の協賛18店舗によるオリーブを使った特別メニューを楽しめ、スタンプラリーの賞品として、海外でも絶賛のオリーブオイルなどが当たる。
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