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外食関係受講者増加「惣菜管理士養成研修」 日本惣菜協会2020年11月11日

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(一社)日本惣菜協会は2020年度の「惣菜管理士養成研修」を10月から開講。全国で3587人が資格取得に向け受講をスタートした。

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惣菜管理士養成研修は、食産業に携わる人材育成を目的に、食品に関する総合的な知識を体系的に学べる通信教育として、これまで認知を広げてきた。

惣菜管理士は、「惣菜業が産業として発展するためには人材育成が必要不可欠である」という業界からの要望を受け、1993年から資格試験制度を開始。今年度はコロナ禍での募集ということもあり、テイクアウト・デリバリーの増加に伴い外食企業や個人企業からの申込みが増加。養成研修の階級別内訳は一級654人、二級923人、三級2010人、今回新たに惣菜管理士養成研修を取り入れた企業は150社・292人となった。

2019年の惣菜市場規模は10兆3200億円となり10年連続で拡大している。その中で、社会環境の変化や消費の多様化とともに、食品衛生法や食品表示法等の法改正、HACCPの衛生管理など、業界に求められる役割や要望はますます高度なものになっていくと考えられる。さらに、今回のコロナ禍での食を取り巻く状況のように、ドラスティックな変化に対応していくためには、そこで働く人々の人材育成がより重要となってくる。

同協会では、こうした社会状況の変化に対応するため、昨年から3年をかけて惣菜管理士養成研修のカリキュラムを改訂しており、今年は二級で新カリキュラムの受講がスタートしている。

また、WEBによる動画セミナーは昨年の内容に加え、「テイクアウト・デリバリーの注意点」など外食企業の受講増加を受けて3つの新しいテーマを追加した。今年はコロナ禍での在宅ワークにも対応しており、「惣菜管理士養成研修」を通じて、食品業界の人材育成支援に注力するとしている。


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