熊谷の耕作放棄地対策へ 熊谷産「なのはな油」発売2020年11月25日
熊谷ナナイロプロジェクトは、埼玉県熊谷市内の菜種を活用した菜種油の新商品を開発。SNS利用者限定で新商品のプレゼントを実施する。
「オール熊谷」にこだわった「なのはな油」
熊谷ナナイロプロジェクトは、耕作放棄地の解消に向けて平成29年に始まった菜種栽培の活動が始まり。菜種の生産者と古くからの手法で油を搾る製油会社がタッグを組み、令和元年に県・市・農業委員会等の行政機関も参加して、プロジェクトチームを発足した。
「菜の花」が持つ歴史を再認識しながら、満開の菜の花(景観)、油や蜂蜜(食料)、油粕(肥料)など、菜の花から生み出される資源として付加価値を高める研究を通し、市民を巻き込んだ普及活動を実践。地域を盛り上げ、持続可能な経済循環をめざしている。
同プロジェクトによる新商品は、熊谷で栽培された菜種を使い、熊谷の製油工場にて絞り、商品にした「オール熊谷」にこだわったなのはな油。
菜の花は、耕作放棄地の解消をめざす生産者が栽培しており、同商品180グラムで約24平方メートルの耕作放棄地が菜の花畑として甦っている。菜種は、「非遺伝子組み換え」のものを使用。1975年に化学合成薬品を使用しない精製方法「湯洗い洗浄法」で特許を取得した創業128年の製油会社、米澤製油が菜種を搾っている。内容量180gは560円、450gは950円、1400gは1800円。
購入は、農事組合法人小原営農、八木橋百貨店地下フロア内ホテルヘリテイジデリカショップ、JAくまがやふれあいセンター江南店で。今後販売店舗は拡大予定。
熊谷ナナイロプロジェクトのメンバー
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