デジタル活用で新しい旅を提案 佐渡島デジタル周遊体験プラン発売2020年12月10日
ヒストリーチャンネルを運営する、エーアンドイーネットワークスジャパン、佐渡観光交流機構、ナビタイムジャパンの3社は12月9日、デジタル商品を使った新しい佐渡島旅行体験「めぐって、もらう!佐渡島デジタル周遊体験プラン」を発売した。観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業の第一次採択事業として採択された「ヒストリカルトラベラー誘客に向けたデジタル周遊体験造成事業」として、「あたらしいツーリズム」の一環として提供する。
同プランは、参加者限定のウェブサイト上のデジタルコンテンツで佐渡の魅力を学びながら、実際に観光スポットを巡り、ポイントをためると、佐渡の地域産品が自宅に郵送される特典付きのプラン。
体験プランに参加すると、参加者限定のウェブサイトで、佐渡の魅力を「開運」「伝統芸能」「再生」「金山」の4つの切り口でストーリー化した動画と記事を見ることができる。参加者は、動画と記事で歴史的な背景を紐解きながら佐渡の文化を学びながら、実際に各自でストーリーに関連する佐渡島内のスポットを巡り、旅を体験できる。佐渡島全域38か所のスポットでは、専用サイトでチェックインでき、3~5か所に立ち寄ってポイントをためると、佐渡の冬の味覚(地域産品)と交換できる。また、新潟交通佐渡とも連携し、路線バス内に設置されたチェックイン用のQRコードからもポイントを貯められる。
同プランは、新型コロナウイルスの影響で、地域の歴史や伝統に触れられるお祭りやイベントの多くが中止・延期となり、佐渡の歴史や文化に触れる機会が失われたため、「新しい生活様式」を守りながら歴史・文化に触れることができる新しい観光体験として企画。毎年夏に開催されている「アースセレブレーション」や各地方の鬼太鼓、神社の薪能などの歴史・文化を途絶えさせることなく、新規の観光客にも伝えていくため、旅行者が個々で楽しみながら周遊できる新しい体験を提供する。
また、佐渡の歴史・文化にまつわるデジタルコンテンツを使った周遊体験を提供することで、地域で育まれた貴重な文化に触れる体験を増やし、今後の佐渡観光の軸となるコンテンツを造成。今後は、インバウンド需要を見据え、ユネスコの世界遺産暫定リストに記載されている「佐渡金銀山」の世界遺産登録を見据えたコンテンツ化をめざす。
「めぐって、もらう!佐渡島デジタル周遊体験プラン」は4000円(税込)。2021年2月24日まで販売。
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