イチゴの販売スタイルに付加価値 新形態イチゴ容器が好調 エフピコチューパ2020年12月10日
農産パック・農産フィルムなど青果物資材を手がける総合食品容器メーカー、エフピコチューパイチゴ容器「VF-1200AP」は、イチゴシーズン初旬を迎えて多くの注文と引き合いがあり、本格シーズンの年明けを前に10月~12月での販売量を前年比で200%以上と見込んでいる。
「VF-1200AP」は蓋付で、軽量であれば上部に商品を置いても接触によるイチゴの傷みがない。また、ハンモックのように底部分から浮いており、容器の底部にイチゴが接しないため下部からの衝撃による傷みも軽減できる。
現在イチゴは、シーズンに入りたてで相場が高く1パック販売が主流だが、年末年始以降、相場が落ち着いて値ごろ感が出てくると、農産物直売場やスーパーの売り場では2パック売りが並ぶ。「VF-1200AP」は本来、その頃から活躍する資材だが、今シーズンはすでに注文が増加しており、理由としてコロナ禍で需要が高まった宅配(ネット)スーパーの存在が大きい。使い方としては、「VF-1200AP」にイチゴを1パック入れ、もう一つのポケット部に他青果物を入れて宅配することで、荷扱いによる傷みを軽減でき宅配スーパーにとっても有効な容器となっている。さらにこの手法を売り場の店頭販売にも活かし、品種の違うイチゴを2種類入れた食べ比べセットや、異なる青果物を入れたバンドル販売に転用するなど、新しい売り場作りに利用されている。
また、これまで2パックでの販売時は紙トレーにイチゴパックを2パック入れて販売するのが主流だったが、「VF-1200AP」は、痛みの出やすい下部の鮮度を確認したい消費者には、従来の紙トレーでは確認出来ない、底面からも確認できるというメリットもある。
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