道の駅EC化で協業開始 オンライン朝採りマルシェをオープン アウル2020年12月11日
レッドホースコーポレーションと、全国道の駅連絡会は12月10日、道の駅農畜水産物直売所をオンラン上で体験できる「おうちで道の駅!朝採りマルシェ」を開設。道の駅の農産物直売所で販売する朝採り野菜や季節の果物を、現地の値段に近い価格帯で全国の家庭に提供するため、その受容性を検証するため、来年3月末までの期間限定でEC化に向けた社会実験を行う。
「おうちで道の駅!朝採りマルシェ」は、送料を初回無料、以降来年1月末までは全国一律500円とし、2~3月は同750円(10%割引クーポン付)で利用できる。
全国の道の駅から、「もてぎ(栃木県)」、「みのりの郷東金(千葉県)」、「内子フレッシュパークからり(愛媛県)」など全7駅が参加し、地元野菜や果物の詰め合わせを、2000円~3000円台を中心に販売する。
同連絡会が9月に全国の道の駅を対象に行った調査では、来場者数で前年の7割以上まで戻った道の駅が4月時は30%から60%になるなど、復調の兆しが見えてきた。同時に、「集客イベント(60%)」「キャッシュレス導入(59%)」「クーポン等による販促(55%)」など前向きな施策要望があがっている。「道の駅の農産物直売所」のEC化は消費者からの要望も多いことから、同連絡会はアウルとの提携を進めるなど道の駅のさらなる活性化を図る。また、同事業のためのクラウドファンディングを通じた資金調達を図り、令和3年度での正式事業化を検討していく。
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