「ホアンの夢は、私の夢」クボタの新企業CMオンエア開始2020年12月21日
クボタは12月20日、企業テレビCMの最新作「For Your Wishes」篇を、全国でオンエアを開始。同社が手掛けるスマートMBR下水処理システム「スクラム(SCRUM)」の導入が決定し、2021年稼働開始予定の大阪市中浜下水処理場と同技術の開発現場を舞台に、社員が日々奮闘する姿を描いている。
「ホアン」の夢をともにかなえようと奮闘するホアン(写真右)と同期社員の高瀬
CMの主役は、ベトナム出身の若手社員「ホアン」。彼女が水環境の技術開発をめざすきっかけとなったある夢を、同期の社員「高瀬」と語り、ともに夢を分かち合う姿を通じて、異なる価値観・考え方を認め、多様な視点を創造性に変え、ともに未来の地球を支えるために奮闘する姿を表現している。
同社のグローバルビジネスは、急速に拡大しており、2000年時点で18.7%だった海外売上高比率は、2019年で67.4%に伸長。世界120カ国以上で事業を展開し、連結従業員数は4万人を超えた。「日本から海外へ」という動きを強化する一方、新CMにもあるような「海外から日本へ」、優秀な人材を迎え入れる重要性は高まっており、12月現在、日本国内のクボタの拠点では、世界13か国から約100人の外国人社員が、研究開発から営業、人事まで、幅広い分野で活躍している。
クボタは、経済成長にともない、水環境の汚染が社会課題として高まった1950年代から、水処理技術の研究開発を開始。1962年に「水処理事業部」を創設し、環境整備事業へ本格参入して以来、公共下水や事業場排水の処理を手がけている。
また、公共下水が及ばない場所で使われている日本独自の浄化槽や、クボタ独自の技術を用いたシステムまで、多彩なニーズに合わせた水処理技術を提供。衛生的な生活や公衆衛生、水環境改善に寄与している。
今回、CMの舞台となった「中浜下水処理場」は1960年、大阪市で3番目の下水処理場として開場した、敷地面積8万4061平方メートルの大型下水処理施設。通水後50年以上が経過したことにより、施設の老朽化が進んでいた。また、雨水と汚水を一本の管で集める「合流式下水道」であるため、降雨時の水質改善や高度処理への対応など、放流水域の環境保全に向けた改善が求められていた。
同社は2017年から、同施設を運営する大阪府大阪市から「中浜下水処理場水処理施設整備事業」を受注。2021年から施設の稼働を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(128)-改正食料・農業・農村基本法(14)-2025年2月8日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(45)【防除学習帖】第284回2025年2月8日
-
農薬の正しい使い方(18)【今さら聞けない営農情報】第284回2025年2月8日
-
【人事異動】JA全農(3月31日付、4月1日付)2025年2月7日
-
農産物輸出 米、牛肉、りんごなど9品目が過去最高 24年実績2025年2月7日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 先島諸島、南大東島で多発のおそれ 沖縄県2025年2月7日
-
【生乳需給調整】「全参加型」の基金造成へ 改正畜安法クロスコンプラインアンス対応 Jミルク2025年2月7日
-
北海道産チーズの魅力発信 地チーズ博2025始まる ホクレン2025年2月7日
-
(421)国際価格と家計感覚【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月7日
-
「もうだめなようだ」【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第327回2025年2月7日
-
「書道・交通安全ポスター」コンクール 大賞受賞者28名を表彰 JA共済連2025年2月7日
-
「おおいた和牛・豊後牛モ~っとお得にキャンペーン」開催中 JAタウン2025年2月7日
-
お客様送料負担なし「2月9日は肉の日!和牛をたべようキャンペーン」開催 JAタウン2025年2月7日
-
「青森ながいもキャンペーン」10日から開催 JA全農あおもり2025年2月7日
-
「おかやま和牛肉」大特価 対象商品を特別価格で販売 JAタウン2025年2月7日
-
村上農園 過去最高の売上高113億円「ブロッコリー スーパースプラウト」が急伸2025年2月7日
-
手軽に本格的なおつまみを キユーピー業務用「スノーマン レバーペースト」新発売2025年2月7日
-
フォトジャーナリスト安田菜津紀さん講演会「東北から命をみつめて」開催 生活クラブ・千葉2025年2月7日
-
「第3回全国いちご選手権」埼玉県本庄市「あまりん~極~」が最高金賞 日本野菜ソムリエ協会2025年2月7日
-
登録内容変更 殺菌剤「ピリカット乳剤」 エス・ディー・エス バイオテック2025年2月7日