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日本初、野菜摂取量の改善をスコアで「見える化」 アルテック2020年12月21日

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アルテック(株)は、ベジメータを用いた国内初の野菜摂取量の改善試験で、野菜摂取量をスコアで可視化。月1回3か月間の測定と簡単な食育で、約8割の人の野菜摂取量が改善することを確認した。

日本初、野菜摂取量の改善をスコアで「見える化」 アルテック野菜摂取量を評価するベジメータ

同社は、国民の野菜不足を解消し、健康長寿社会の一助となるため、2019年5月に日本で初めて、野菜摂取量を数値として見える化できる装置「ベジメータ」の国内販売を開始。ドラッグストア、スーパーマーケットや食品メーカー、野菜種苗企業、医療機関、自治体等で活用されている。

ベジメータは、従来の食事調査や血液検査に頼らない、「野菜摂取量を評価する装置」としてその有用性を評価。カリフォルニア大学デービス校とアメリカ合衆国農務省の研究者らは、光学的皮膚カロテノイド測定装置が、従来から行われてきた食事アンケート調査や血中の野菜成分を測定する方法と同様に、野菜摂取状態を正しく評価できることを示した。また、日本国内では8月に開催されたB-ROPs研究会でベジメータ関連の演題が発表され、聖隷浜松病院眼科尾花医師は、聖隷健康診断センターと共同で行った人間ドック受診者1240人を対象とした研究で、「メタボの人はベジスコアTMが低く、運動、睡眠、飲酒、食習慣の優れた人ほどスコアが高いこと」を明らかにするなど、ベジメータの使用による研究が行われている。

海外では、ベジメータの使用で野菜摂取量が改善されることが複数の研究が示されているが、国内では初めて、神奈川県と滋賀県で公務員と企業従業員に対して調査が行われた。

神奈川県自治体職員を対象とした試験

神奈川県某区は、2020年8月に職員(258人)に対して、月1回計4回のベジメータ測定と簡単な食事指導を3か月間実施し、野菜摂取量が改善するかどうかを調査。

<結果>
試験期間中に、複数回測定を受けた職員は、162人(男性50人、女性112人、21~69歳、平均年齢46.1歳)。その観察期(初回測定)べジスコアTMの平均は370で、試験終了時は426に上昇し、約7割の人の野菜摂取量の改善が確認された。

3か月(4回)連続測定をした46人は、観察期平均べジスコアTM369から終了時462に改善し、反復測定と指導によりスコアが統計学的に有意に増加することが証明された。また、多重比較でもすべての月の間で有意な増加があり、スコアは月毎に改善して、最終的に8割以上の人の野菜摂取量の改善が確認された。

滋賀県の野菜摂取改善結果

滋賀県の企業社員を対象にした試験

(株)平和堂と共同で、10月に本社従業員125人に対して、初回と3週間後の2回測定を実施。測定時には簡単な食事指導を行った。なお、E判定の方には、2週間で有意なベジスコアTMの改善効果が認められている野菜ジュース(1日分の野菜:伊藤園)の飲用を紹介した。

<結果>
2回測定した人は88人(男性28人、女性60人、29~76平均年齢50.3歳)。これらの初回べジスコアTMは平均337で、3週後は407となり統計学的に有意に増加し、全体の90%の方で野菜摂取量が改善した。また、他の報告のように非喫煙者は喫煙者より有意に良好な値を示した。
A判定(類推摂取量350g以上)の割合は14%から28%に増え、日本人の平均以下のD・E判定の割合は39%から9%に減った。

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