「食べ残しNOゲーム」優れた顧客体験で「CX AWARD 2020」を受賞2020年12月24日
環境問題や社会問題の解決を目指す人材育成事業などを手がけるDeep People(ディープピープル)は12月23日、食品ロス問題を自分事として考えるカードゲーム「食べ残しNOゲーム」が、優れた顧客体験を提供するサービスやプロダクトを表彰する「CX AWARD 2020」で、「J-WAVE CX VOX AWARD」を受賞したことを発表した。
"食品ロス削減"について遊びながら学べる「食べ残しNOゲーム」
「食べ残しNOゲーム」は、世界的に問題になっている食品ロスを、他人事ではなく自分事にするためのソーシャルカードゲーム。2016年、未来価値創造大学校のアドベンチャーコース1回生だった栗田哲くん(当時小学校6年生)が考案し、商品化された。
楽しく遊びながら、食品ロスの要因や解決策を学べるのが特長。自然と食べ残さないように意識できるようになり、食品ロス問題を考えるきっかけとなることが高く評価され、2018年にはキッズデザイン協議会会長賞を受賞した。食品ロス啓発事例として、消費者庁の「消費者白書」や各種メディアにも掲載されるなど、年々注目度が上昇している。
「CX AWARD」は、顧客体験(CX)にフォーカスしたビジネスメディア「XD(クロスディー)」編集部と、ラジオ番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」のコーナー「KARTE CX VOX」を担当する番組スタッフによる選考会で選出。単なる物としての価値を超え、顧客が喜びを感じたサービスやプロダクト、エンターテイメントなどを表彰している。
食品ロス削減は、国連が提唱する「SDGs」のゴールのひとつ。食品ロスの約半分は家庭から発生していると言われており、削減の実現には、ひとりひとりの意識を変えていくことが欠かせない。Deep Peopleは、食品ロスの問題について子どもたちが深く知り、正しい行動ができるように、自由研究コンテストを開催。優秀な作品は展示し、広く見てもらうことで、持続可能な社会づくりに貢献していく。
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