生産者支援 焼肉店で「もったいない野菜セット」販売開始 ドライブスルー八百屋2021年1月12日
外食向けの青果卸業(株)フードサプライは、焼肉店チェーンを展開する(株)パッションアンドクリエイトと協力し、緊急事態宣言で行き場を失った青果を「もったいない野菜セット」として東京都、神奈川県、千葉県の「牛8(USHIHACHI)」など8店舗で1月12日から販売を始める。
新型コロナウィルスにより再び緊急事態宣言が発出された影響で、取引先の飲食店の休業や時短営業が相次ぎ、青果の同社や、全国の生産者は納入先が激減。行き場がなくなった野菜を大量に廃棄しなければならない状況を迎えている。
同社は、東京、神奈川県、千葉で焼き肉チェーンを展開するパッションアンドクリエイトと協力し、店舗で使う予定だった野菜をセットにして店頭で販売。「少しでも農家の生産活動を助けるため、店頭販売をすることでより街を明るくする活動になれば」と「もったいない野菜セット」の販売を企画した。
店舗販売であるため、車が無くても気軽に買いに行け、セット売りで、買い物の時間を短縮。また、従業員のモチベーションアップや生産者、製造業、卸売業、物流業支援、フードロス削減にもつながる。
「もったいない野菜セット」は1500円(税別)で、じゃがいも、玉ねぎ、人参、ニラ、ぶなしめじ、エリンギ、豆苗、ヤングコーン、サニーレタス、トマト、りんご、グレープフルーツの野菜10品と果物2品をセットした。
販売は1月12日午前11時30分から。「牛8錦糸町店」「USHIHACHI武蔵小杉店」「USHIHACHI木場店」「USHIHACHI二子玉川店」「USHIHACHIあざみ野店」「今日、豚の気分なんです新宿通り店」「焼肉パンチ港南台店」「ホルモンだいちゃん綾瀬店」「濱ふうふう富里店」の8店舗で実施予定。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日