宮古島のサトウキビ畑から「オンライン農体験」実施2021年1月14日
農業生産法人の(株)オルタナティブファーム宮古(沖縄県宮古島)は、緊急事態宣言でステイホームが続く中、1都3県と沖縄・宮古島のサトウキビ畑を繋ぐ“オンライン農体験”を企画。旬を迎え最高糖度の「サトウキビの体験キット」を使った、バーチャルとリアルを組み合わせた体験型の観光エンターテイメントを実施する。
サトウキビ体験キット一式
同社は、生鮮作物としてのサトウキビの本来のおいしさを届け、黒糖作りの伝統文化を守るため、有機サトウキビ栽培や、黒糖製品の製造、黒糖作りの体験型観光を通じた取り組みを実施している。
2020年3月以降、コロナ禍の移動自粛により体験案内の機会が減ったが、修学旅行の高校生向けに提供していたオンライン事前学習サービスを改良。同7月にオンライン農体験のサービス提供を始めた。現在は自社サイトのほか、OTA13社で販売している。
同サービスは、サトウキビの栽培から収穫、黒糖作り、精製糖ができるまで「畑から食卓まで」の全工程を、美味しく・楽しく・学べる体験型の観光エンターテイメント。宮古島のサトウキビ畑とZoomで繋いで、事前送付される体験キットを使い、バーチャルとリアルを組み合わせて体験する。
体験キットには、サトウキビの苗、宮古島の土、ビニール鉢がセットになった「栽培体験キット」、実際にかじれるサトウキビの茎が2本入った「収穫体験キット」と、サトウキビの搾汁液を焚き詰めた蜜、黒糖サンプル、キビ砂糖を含む「黒糖作り体験キット」、解説パンフレットが含まれる。
<サービス概要>
■体験の流れ
(1)宮古島の紹介
地理・気候・文化・果物・野菜などを、資料を使って紹介
(2)サトウキビの紹介
植生、歴史、特徴、黒糖や精製糖の製造方法などを、資料を使って紹介
(3)サトウキビの栽培体験
栽培キットを使って苗の植付体験し11月の収穫を目指して栽培※メール・電話で栽培技術をアフターフォロー
(4)収穫~丸かじり体験
収穫した生のサトウキビの茎をかじってみる
(5)黒糖作り体験
サトウキビの搾汁液を焚き詰めた蜜を使って黒糖を作る
体験開始時間:9:00~、13:00~、16:00~1日3回開催※5日前18時までの事前予約が必要
体験所要時間:75分
参加人数:最小1組・1人~最大5組・20人
通常価格:5500円/サイト(4人まで一緒に楽しめる)体験キット1式、送料・税込
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