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島根の「道の駅」で備蓄体制構築 液体ミルク備蓄で防災と子育て支援2021年1月20日

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島根県飯南町、飯南町観光協会、江崎グリコの三者は1月14日、「道の駅 赤来高原における相互協力に関する連携協定」を締結。防災の重要拠点の一つ「道の駅」で、災害発生時に熱源や器具を必要としない食品の備蓄を協働で行う。液体ミルクは、販売を通じ、商品在庫を備蓄としながら、売れた分を新たに補充していく「道の駅ローリングストック法」を実施し、子育て支援も強化する。

道の駅 赤来高原道の駅 赤来高原

国土交通省によると、「道の駅」は昨年7月時点で全国1180か所が登録。道路利用者に休憩や情報を提供する場としてスタートしたが、いまや特産物や観光資源を生かした地域拠点へと発展し、旅行者だけでなく地元の人にとって無くてはならない存在になっている。国交省では、2020年から2025年までを"次のステージ"と位置づけ、強化すべき項目の一つとして「防災機能」と「子育て支援」を掲げており、"防災"は広域的な防災機能を担うためハードとソフトの両面を強化。一方、"子育て支援"は子育て応援施設(ベビーコーナーなど)の拡充を図ることなどが計画されている。

島根県飯南町の「道の駅 赤来高原」では、それらを同時に実行する取り組みを始動。 2019年度には防災用に自家発電装置を設置。また、オムツ替えや授乳ができる授乳室やおむつの自動販売機設置など、"防災"と"子育て支援"に力を入れている。

道の駅ローリングストック道の駅ローリングストック

今回は取り組みをさらに強化し、「道の駅ローリングストック法」を実施。「ローリングストック法」は、通常より多めに食品をストックしておき、日常生活で使った分だけ新たに補充する備蓄方式で、その手法を採り入れ、「道の駅 赤来高原」で、液体ミルクの販売を行うとともに、商品在庫を多めに持つことで備蓄にする。

店頭で売れた分は新たに補充することで、備蓄量と賞味期限を保つことが可能。また、賞味期限が近くなった商品は、地域住民などに配付し、災害時を想定した家庭でのトレーニングなどに役立ててもらう。

従来の備蓄では、賞味期限を迎えると廃棄しなければならなかったため、今回の「道の駅ローリングストック法」は、それらを解消する策として期待されている。また、旅行者や地域住民向けに「道の駅」で液体ミルクの販売を始めることで、"子育て支援"の強化も見込まれている。

液体ミルクは、消毒済みの哺乳瓶に注げば、赤ちゃんにすぐに授乳することが可能。この強みは特に外出時に発揮され、いつでもどこでもすぐに授乳することができるため、道路交通網での更なる普及が望まれている。

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