消費期限を3日延長「ガス置換包装」の大容量惣菜 販売エリア拡大 ファミリーマート2021年1月21日
ファミリーマートは、食品ロス削減に向けた取り組みとして、大容量の惣菜を1月19日から、関東地域の店舗で発売する。特殊な包装技術(ガス置換包装)により、美味しさをそのままに消費期限を3日延長させた商品で、2020年10月から東海地域の一部店舗で展開。1月26日には、関西地域へ取扱店舗を拡大し、関東、北陸、東海、関西地域のファミリーマート約1万1600店で展開する。

ファミリーマートは、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年および2050年に向けた中長期目標を設定。「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定した「ファミマecoビジョン2050」を掲げている。
同社は、商品の発注精度の向上や容器包装の改良などによるロングライフ化を進め、食品ロスの削減と環境配慮に向けて取り組んでいる。今回は、おかずの1品としても、複数人で食べ分けることも可能な大容量タイプの惣菜で、容器内の空気を惣菜に適したガスに置き換え密封することで、従来より消費期限の3日延長を実現。また、ふた部分をトップシール化することで、プラスチック使用量の削減も見込んでいる。
このパッケージは、「鶏唐揚げネギ香味だれ」「1/3日分の野菜が摂れる 豚バラのぽん酢だれ」「鶏と根菜の黒酢だれ和え」などの商品に採用される。
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