フジッコが主食革命 米のように食べられる「ダイズライス」開発2021年1月27日
フジッコは、大豆を主原料にしたお米状の食品「ダイズライス」を開発し、第1弾の新ブランド「Beanus(ビーナス)」を立ち上げる。本格販売に先駆け1月26日からクラウドファンディングを実施。「新大豆食品」をテーマに開発した同商品が「主食」としてのニーズに応えられるのか消費者から意見を求め、支援者にはダイズライスの試作品(冷凍食品)を返礼品として送る。
1976年の「おまめさん」発売以来、大豆を取り扱ってきた同社は、主力商品の煮豆や素材豆だけでなく、現代社会に合わせたより健康的で食べやすい大豆食品の研究開発に取り組んでいる。高タンパク質食品や飲料は直近でブームとなっているが、飲料や菓子類のように食事として取り入れにくいものや肉代替品のように用途が限定されたものが主流。また、3食のうち特に朝食はタンパク質が不足しがちであることなどから、できればお米のように自由な食べ方で食べられ、毎日続けられるおいしさで、たくさん食べても罪悪感がない商品の開発をテーマに進めてきた。
「ダイズライス」(試作品)は、大豆粉と大豆たんぱくを主原料に、大豆の特徴を持ちながらお米のように食べられ、事前の受容性調査では「食事が美容や体づくりの基礎と考え食生活に配慮している」「理想の体型を目指し運動している」など30~40代の女性から支持された。
クラウドファンディングは、1月26日から30日間、クラウドファンディングのCAMPFIREで実施。返礼品は3月以降発送。

◎ダイズライス(試作品)の特徴
1.歯ごたえのある食感が楽しめる、お米のような見た目の大豆食品
2.お米よりも低糖質・高タンパク質なのに、満足感が得られる食べ応え3.ほんのり優しい大豆の甘みと風味で、毎日食べても飽きない味わい
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
小泉農相 随契米放出に「政策効果」 市場落ち着けば備蓄水準戻す2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日