日本初 沖縄のカカオ栽培とソーラーシェアリング GPSSグループ2021年1月28日
GPSSグループは、沖縄県名護市でカカオを栽培しオリジナルチョコレートを製造販売している(株)ローカルランドスケープと、ソーラーシェアリングによる発電事業「サステなカカオ」を開始した。
![「サステなカカオ」太陽光発電所](https://www.jacom.or.jp/ryutsu/images/nous21012808_2.jpg)
同グループはサステナブルな社会の実現のために、太陽光、風力、中小水力、地熱、バイオガスなどサステナブルエネルギーを生み出す発電事業への投資、プロジェクト組成、投資管理、エンジニアリング、エネルギーの資源量調査を行っている。
農地の上にソーラーパネルを置くことで、作物の栽培と太陽光発電の両方を可能にするソーラーシェアリングは、次世代の農地活用の形として注目されており、2013年の農地転用許可制度の開始以来、徐々に認知度がアップ。野菜、米(水稲)、果物などさまざまな作物がソーラーシェアリングで生まれているが、カカオ栽培とのソーラーシェアリングは国内初となる。
カカオは赤道をはさんで北緯20度から南緯20度の"カカオベルト"の高温多湿の熱帯で育つ果樹。北緯26度にある沖縄は、カカオベルトからは外れているが、沖縄の太陽の恵みは大きく、ローカルランドスケープ社は、試行錯誤を繰り返しながら沖縄ならではのカカオを栽培している。一方、カカオが直射日光に弱いことはあまり知られていないが、同グループ代表の目﨑雅昭氏は「ソーラーパネルが日よけ効果を持つという点でも、沖縄におけるカカオ栽培とのソーラーシェアリングはとても相性がいい」と話す。
カカオ栽培を通じ、人づくり、地域づくり、チョコレートづくりをめざすローカルランドスケープ社の考え方に共感したGPSSグループは、同社ならではのソーラーシェアリングのノウハウでOKINAWA CACAOを応援。「サステなカカオ」発電として、2020年8月11日に沖縄電力を経由して、沖縄にサステナブルなエネルギーを届けている。
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