コロナで苦境の埼玉県の酒米農家を支援「酒米キャッチャー」登場 東洋2021年1月29日
クレーンゲーム設置台数が日本最大級のクレーンゲーム専門店「エブリデイ行田店(埼玉県行田市)」に、「酒米」(酒造好適米)が景品のクレーンゲーム「酒米キャッチャー」が登場。同店を運営する(株)東洋(埼玉県北本市)がコロナ禍で外食需要が減少する埼玉県の酒米農家を支援するために企画した。
新型コロナウイルスの影響で外食で日本酒を飲む機会が減少。今シーズンの日本酒造りに使われる酒米の需要量は昨シーズンより10%程度減る見通しで、酒米は約1万トン余るおそれがあるため、生産抑制が必要になっていることが国の調査で明らかになっている。しかし、酒米農家がは酒米の生産を控えると、 新型コロナウイルスが収束し、日本酒の消費が元の水準に戻ったとしても、酒米が確保できなくなるおそれがあり、日本酒造りに支障が出る懸念もある。そこで同社では、埼玉県の酒米農家を少しでも支援し、日本酒の危機を救えればと、埼玉県産の酒米「五百万石」が景品のクレーンゲームを設置した。酒米は白米と比べ、炊き上がりの水分や粘り等が少ないためカレーやチャーハンに最適。同社のとれたて「カレーキャッチャー」のカレーとの相性も抜群だという。
酒米が景品のクレーンゲーム「酒米キャッチャー」
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