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2月の消費意欲指数は例年並 来月の消費予報 博報堂生活総研2021年1月29日

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博報堂生活総合研究所は1月4~7日、「来月の消費意欲」に関する調査を20~69歳の男女1500人を対象に実施。その結果を「来月の消費予報」として発表した。2月の消費意欲指数は41.7点で、前月比-6.9ptの低下、前年比+0.3ptと横ばいとなった。

2月の消費意欲指数は例年並 来月の消費予報 博報堂生活総研

年末年始のイベントを終えた2月は、1年で最も消費意欲指数が落ち込む月。今回の41.7点も1年で最低値となったが、過去5年の2月と同水準で例年通りの結果といえる。消費意欲指数の理由(OA)をみると、消費にポジティブな回答は、指数と同様、前月から大きく減少し、1月の317件から2月は203件に減少。ネガティブな回答が増加している。具体的には、「今月までに多く使った反動でセーブしたい」や「ほしいものは買った」などが増えている。また、前年と比べると「バレンタイン」など季節柄の消費や「旅行の予定」「セール」など、イベントへの意欲は減少した。

さらに、コロナ禍に関する消費にネガティブな回答は前月に急増し、高止まっている。なかでも、「外出規制/緊急事態宣言のため」「コロナで先行き不安で消費を控える」などが前月から増加している。

前月から外出関連が減、前年からイエナカ関連が増

「特に買いたいモノ・利用したいカテゴリーがある」人は、20.1%で前月比-6.6pt、前年比-0.4ptの減少で、調査開始以来2月の最低値となった。カテゴリー別の消費意向をみると、前月から20件以上減少したのは16カテゴリー中10カテゴリーで、なかでも「ファッション」「旅行」「レジャー」「外食」など、外出関連が大きく減った。また、前年と比べると「ファッション」「旅行」「レジャー」は前月比と同様20件以上減少しているが、「書籍・エンタメ」「PC・タブレット」は20件以上増加。コロナ禍で在宅時間が長くなることで、イエナカ消費への意向が高まっている。

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