納豆ムービー「なっとういのちの力」英訳で海外展開サポート アメリカ大豆輸出協会2021年2月3日
アメリカ大豆輸出協会(USSEC)は2月2日、全国納豆協同組合連合会が制作した納豆ムービー「なっとういのちの力」を英訳し公開した。

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納豆ムービー「なっとういのちの力」は、発酵食品としての納豆を作り出す納豆菌が、強い生命力を持ち、人間の腸内で乳酸菌等と助け合い、悪玉菌の増殖を抑制することなどを描いている。腸内環境の改善に重要な役割を果たしていることを約8分間の映像作品としてまとめており、2020年10月から全国納豆協同組合連合会のホームページ上などで配信されている。
USSECは、日本の納豆業界に約7割の原料大豆を提供するしている最大サプライヤーとして、日本の納豆業界と密接な関係を築いてきた。「次世代オーナーのための産地視察ツアー」の実施や、全国納豆協同組合連合会が主催する全国納豆鑑評会」では、アメリカ大豆部門賞を創設。2年前から日米交互に納豆サミットを開催するなど、日本の納豆製造メーカーと米国の大豆生産者との顔の見える密接な関係を作っている。
昨年春から新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックが広がる中、納豆も含めた発酵食品に対する世界的な関心が高まっている。大豆は、節分に代表されるように、古来、幸運と健康を招来するとされる食品。腸内環境の改善が、人間の免疫力の強化にも関係していることが近年の多くの研究成果からわかっており、免疫力強化の発酵食品のひとつとして、納豆に大きな関心が集まるようになった。
納豆や納豆ムービーに対する海外からの問い合わせが急増してきたことから、USSECは、同映画の英訳版の制作を支援。世界90か国以上で展開するUSSECの海外拠点などを活用し、世界に向けた発信を支援する。
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