新潟の酒蔵を販売支援「にいがた酒の陣」オンラインで開催 原商2021年2月8日
地酒専門卸の原商(新潟県長岡市)は、新型コロナウイルスの影響で中止になった「にいがた酒の陣」を、オンラインの「にいがた酒の陣」として実施。困窮する新潟の酒蔵の販売支援を行う。
にいがた酒の陣は、新潟県酒造組合が、設立50周年を記念して2004年から開催する日本酒のイベント。ドイツのオクトーバーフェストをヒントに、毎年新潟市の朱鷺メッセで行われ、出店する酒蔵数が日本一を誇り、2019年には全国各地から日本酒ファン14万人以上が集まった。その経済効果は30億円以上と新潟を代表する一大イベントだったが、昨年に続き2年連続でのイベント中止が決定。長年にわたり酒蔵の販売を支援してきた同社は、販売機会を損失した酒蔵をオンライン開催で応援する。今回は酒の陣のロゴマークを新潟県酒造組合の承認で貸与され、ホームページ上に掲載。酒の陣に出品予定だった限定酒を販売する。
オンライン「にいがた酒の陣」は、2月3日から予約を開始。商品の発送は12日から。
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