AIが全ての市販食品の健康への影響を判定「Food Score」2021年2月8日
(株)シグナルトークは、コロナ禍の中、自宅で健康的な食品を買いたい人向けに、食品のバーコードや原材料名から、それぞれの食品の健康への影響をAIが数値化してリスト化し、指標を基に食品を購入する新サービス「Food Score(フードスコア)」を2月4日から開始した。
健康度判定の仕組み
「Food Score」は、無料で利用でき、特許出願済み。商品の健康への影響をAからEの5段階の「健康度」という独自指標でAIが判定し、投稿によるおいしさの評価や口コミを表示する。Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天での購入や検索のリンクもあるため簡単に購入できる。商品の検索だけでなく、購入したいサイトでの絞り込みもでき、気になった商品は原材料名などを見ながらブックマークもできるため、無添加商品などを短時間で探せる。投稿や感想を重ねていくとユーザーレベルが上がる。
AIの健康度判定の基になっているデータは、6年以上のヘルスケア事業で培った約7000人の食生活や疾患のデータや、添加物の摂取と症状の関連のデータと、米FDAやWHO、EUが発表している添加物の人体への影響のデータ、日本の消費者庁や厚生労働省の添加物データ、さらに添加物専門家の書籍情報など。これらを基にAIによるディープラーニングを行い、食品の原材料名に含まれる添加物と症状の関連リスクを計算し、好影響を加点方式で、悪影響を減点方式で評価したものが「健康度」となる。
同プロジェクトには、添加物の研究歴40年以上の第一人者で食品会社の顧問、食品販売会社特別顧問などに携わる小薮浩二郎氏が協力。2020年6月11日に、東京都福祉保健局健康安全部薬務課に確認し、同サービスは薬機法の規制対象外と確認済。また、同6月10日に薬機法上の規制の対象外であることを、GVA法律事務所により確認済。
対応プラットフォームは、WebがGoogle Chrome(最新)、Mozilla FireFox(最新)、Microsoft Edge(最新)、Safari(最新)。商品リストはPCやiPhone、iPadから利用可能。
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