コロナ禍の「廃鶏」救うCF ネクストゴールに挑戦 ハコニワ・ファーム2021年2月12日
栃木県真岡市の養鶏場、ハコニワ・ファームは、廃鶏予定だった1200羽の鶏を引き取る初期費用を集めるためのクラウドファンディングで、プロジェクト目標寄附金額195万円を2020年12月24日に達成。さらに、鳥インフルエンザと猛暑対策のためのネクストゴールとして390万円を設定し、2月22日まで支援を募っている。
同社は、障がい者就労支援施設と提携し、現場業務の80%以上を障がい者が担っている養鶏場。人も鶏も「しあわせ」であることを大切にした養鶏業を営んでいる。
このほど、お世話になっていた養鶏場の倒産・閉鎖で1200羽が廃鶏されると聞き、「本当にこのまま『廃鶏』にしてしまっていいのか?」と鶏を引き取ることを決めた。引き取ることで恵まれた環境で卵を産める鶏を増やし、障がい者の雇用の場も創出するねらいだ。とはいえ、これまで以上の数の鶏を飼育するには、飼育場所の確保や餌・人件費・水道光熱費・備品代など追加で経費がかかることから、初期費用の約半分の195万円を集めるクラウドファンディングを実施。最初のゴールは約3日で達成し、最低限の負担の軽減ができることになったが、鳥インフルエンザの流行の上、猛暑対策に備えるため、ネクストゴールとして390万円を設定し、追加の支援を募集している。
リターンは9000円の寄付からで、遺伝子組み換えなし、防腐剤・残留農薬ゼロ、20種類以上のポストハーベストフリーの食材だけをつかって育てたプレミアム卵「箱庭たまご茜」と、和三盆糖の甘味と素材の味わいを活かしたプリン「茜しょこら」をセットで送る。
<リターン例>
・9000円
箱庭たまご茜10個 + 茜しょこら10個、ありがとうお葉書付き
・1万3000円
「全部盛り!」箱庭たまご茜10個+茜たまご紅白プリン4個(紅2個、白2個)+茜しょこら10個、ありがとうお葉書付き
・2万4000円
ハコニワ・ファーム(養鶏場)見学会参加+「全部盛り!」
栃木県真岡市のハコニワ・ファーム養鶏場見学会参加(約2時間)、箱庭たまご茜10個+茜たまご紅白プリン4個(紅2個、白2個)+茜しょこら10個
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