職場で農産品を試食「オフィスで野菜」地方特産フェア開催　全農・ＪＡなど連携2021年2月16日

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（株）KOMPEITOが展開する置き型の社食サービス「OFFICE DE YASAI（オフィスで野菜）」は、地方自治体や各地のＪＡ、ＪＡ全農と連携し、「オフィスでやさい」専用冷蔵庫や同社独自のアプリ「YASAI PAY」で、地方の特産品を月替りで購入できる地方応援企画「オフィスで地方特産フェア」を実施している。

職場で農産品を試食「オフィスで野菜」地方特産フェア開催　全農・ＪＡなど連携

OFFICE DE YASAIは、2014年にサービスを開始した"野菜をしっかり摂れる置き社食"で2020年10月時点で全国で累計2000拠点以上に導入されている。オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置すると、サラダやフルーツ、惣菜などが定期的に届けられる食の福利厚生サービスで、オフィスにいながら健康的な食事ができるため、感染症対策への取り組みとして導入する企業が増えている。

コロナ禍で、地方自治体や各地のＪＡ、全農では、特産品や農産品のプロモーションが制限され、これまで百貨店など店舗で行っていた試食販売をメインにしたP Rができなくなっている。そこで、実食を伴うプロモーションを安心・安全にできる場所として「OFFICE DE YASAI」の広告・マーケティング事業「OFFICE DE MEDIA（オフィスでメディア）」が連携。この取り組みを通じ、対象地域の農家や地域創生を応援している。

「OFFICE DE YASAI」の冷蔵庫で無料サンプリング

「オフィスで地方特産フェア」では、2020年12月から、日本各地のＪAや全農、地方自治体と連携した取り組みを毎月実施。各地の特産品をOFFICE DE YASAIの冷蔵庫で販売・サンプリングすることで、オフィスワーカーに各地の特産品をプロモーション、販売できる。さらに、同社独自の決済アプリ「YASAI PAY」を通して、個人宅向けのオンライン販売も実施している。

オフィスに常設されている冷蔵庫で販売・サンプリングを実施することで、店頭での試食販売と比較して接触回数・時間が大幅に多くなるため、認知度の向上に貢献。また、実際に食べて、商品を気に入れば「YASAI PAY」から自宅用やギフトとして購入する購買機会を提供している。

実施事例として、2020年12月は山形県のジェイエイてんどうフーズが、「ラ・フランス」をPR。また、1月にはＪＡ青森の「葉取らず回さずりんご」、2月はＪＡ宮崎経済連の「日向夏」と「たまたま」（金柑）、宮崎県庁から「ゴボチ」（ゴボウ加工品）を実施。3月は、ＪＡ福岡市からいちご「博多あまおう」での実施を予定している。

1月に「葉取らず回さずりんご」をカットフルーツにして「オフィスでやさい」の冷蔵庫で販売したＪＡ青森りんご課は「供給した量に対し、期待以上にオンライン購入にも繋がった。ブランドの認知度も上がったのではないかと思う。より多くの企業や消費者の皆様にりんごを届けるため、ぜひまた実施したい」と話している。