東日本大震災から10年 東北の生産者とクラウドファンディング開始 エドノイチ2021年2月26日
一次生産者のD2Cプラットフォーム「エドノイチ」で生産者応援に取り組む(株)3rd compassは、クラウドファンディングのプロジェクト「東日本大震災から10年。東北の漁業生産者自慢の海鮮の味を知ってほしい」を開始。多くの困難を乗り越え産業を継続してきた生産者の商品のPRと販売を促進する。
エドノイチは、シェア物流網を構築し生産者から首都圏の消費者へ新鮮な食材を届ける産地直送ECプラットフォーム。ANA Cargoとの協業により、日本全国47の空港から、一次生産者が空輸を使って直接消費者に商品・食材を届ける仕組みを構築している。消費者がエドノイチで朝注文した商品が、最短でその日の夜に届き、現地と同じような新鮮さで農水産物を楽しめる。
鮮度にこだわりがあるエドノイチのプラットフォームでは、漁業に関わる生産者が多く参画。中でも、東日本大震災で被災した地域の漁業者は漁港の再建、風評被害、様々な課題に直面しながら、復興を遂げてきた。2020年は新型コロナウイルスの影響で、出荷先の飲食店の多くが休業・廃業するなど、一次生産者にも大きな影響が出ている。
東日本大震災から10年の今年、震災と新型コロナウイルスからの復興のため、一次生産者自身が新たなPR方法・販売網・流通網を更に拡充させていく必要があることから、同社は既存の流通だけに頼らず、時代の変化やニーズの共有など商材の在り方や価値を再認識。次世代へつなげる財産とするため、リアルな「今」や体験を通した消費者の声を届け共有する仕組みや機会を創出する取り組みとして、東北の生産者の活動や商品の魅力を知ってもらい、新型コロナウイルスの影響で出荷できず滞留している商品を食べて応援するプロジェクトを開始した。
集まった資金は、各生産者に売上として還元。資金の一部は、リターンの配送料およびCAMPFIREの手数料、エドノイチの運転資金、および東日本大震災の復興のための寄附に活用する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日