北海道の旬な農産物など無料プレゼント「北海道旬得便」オープン ブエングスト2021年3月3日
Webサービスや経営コンサルなどを手がける(株)ブエングストは3月3日、北海道産の農産物などを無料プレゼント・購入できるサイト「北海道旬得便」を開き、サービスを開始した。
「北海道旬得便」は、送料を支払えば、商品はプレゼントされるサイトで、今後はプレゼントのほか、販売も行う予定。コロナ禍で農産物が出荷できず困っている生産者や飲食店から商品を買取り、廃棄しなくて済むように消費者に食べてもらうようにする。
これまで様々なWebサービスや経営コンサルなどを行ってきた同社は、交流のある北海道内の複数地域の観光協会の理事や事務局長・飲食店経営者から今後の販売方法について相談を受ける中、生産者や飲食店は、従来通りの生産・販売方法で運営している人が多く、テイクアウトやショッピングサイトなど非接触型の業態への変化に対応できていないという状況があった。現実的に操作できない、サイト運営に手が回らないなどの理由もありIT化には様々な参入障壁がある。
2020年からは新型コロナウイルスの影響で、多くの飲食店が営業自粛や時短営業を余儀なくされ、北海道ではインバウンドや観光客が減少。飲食店の農産物消費が減ることで、生産された農産物は過剰在庫となっていることから、農産物が大量に廃棄されることになり、売上不振で雇用も失われている。実際、生産者や飲食店は、危機的状況を乗り切るのが精一杯で、環境変化に対応する余裕や資金も厳しいことから、同社は得意分野を活かした支援サービスを提供していく。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日