「ミックスサラダ」の消費期限を1日延長 やさしい洗浄でダメージ軽減 サラダクラブ2021年3月11日
サラダクラブは、「ミックスサラダ」「ミックスサラダ ビッグパック」の消費期限を3月12日出荷分から1日延長し、中部エリアと中四国エリアから順次販売を開始する。北海道、東北、関西、九州は4月17日出荷分から開始。関東は8月以降を予定。
ミックスサラダ(左)、ミックスサラダビッグパック
同社はパッケージサラダの鮮度を維持する技術の確立にあたり、抵抗力を活かし、なるべくダメージを与えないように洗浄すること」や「10℃以下の低温流通管理(コールドチェーン)」などに取り組み、2019年4月には、「野菜にやさしい製法(特許4994524号)」を改良。「炭酸水製法」による野菜へのダメージをさらに抑えながら洗浄する技術を確立し、主力商品の「千切りキャベツ」の消費期限を1日延長し、加工日に加え5日間となった。今回、「千切りキャベツ」の消費期限延長で確立したキャベツの洗浄技術を他の野菜にも応用することで、「ミックスサラダ」の消費期限の1日延長にも成功。加工日に加え5日間とした。
消費期限延長により、まとめ買いで冷蔵庫にストックしやすくなる。消費期限延長(加工日+5日)により、「千切りキャベツ」は出荷数が約20%、「千切りキャベツ ビッグパック」は約40%伸長。コロナ禍で家で食事をする機会が増える中、利便性の高い商品として需要の拡大が期待できる。また、販売店にとっては、売れ残りによる廃棄ロスや売り切れによる販売機会ロスの低減に繋がる。
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