奈良県曽爾村の「そにのわマルシェ」売上がコロナ前の2.5倍に2021年3月16日
奈良県で農業振興事業を手がける曽爾村農林業公社(宇陀郡曽爾村)のWEBショップ「そにのわマルシェネット便」は、農家の新規販売ルートを確立し、登録農家の野菜と加工品の売上がコロナ前と比較し約2.5倍になった。
8〜15種類の野菜を詰め合わせにしたセットを販売中
「そにのわマルシェネット便」は、新型コロナウイルスの影響で売上が減った野菜や加工品の新たな販路を拡大しフードロスを減らすため、2020年8月にWEBショップを開設。曽爾村の野菜や加工品の詰め合わせセットの販売を始め、15日現在、登録農家の野菜と加工品の売上は約500万円を超え、2019年度実績比較し約2.5倍増となった。
曽爾村の19軒の農家と5軒の加工品生産組合と契約し、野菜や加工品を取り扱っており、毎月8~15種類の野菜と1~3種の加工品がラインナップとしてセットに入る。生産者に直接聞いた野菜のおすすめの食べ方やレシピカードも同梱。また、WEBショップは商品の販売以外にも、生産者の想いや、曽爾村の日々の暮らしなどコラムとして発信している。
詰め合わせセットは、野菜と加工品の詰め合わせた「おうちで曽爾セット」がSサイズ2500円、Mサイズ4500円。野菜のみの詰め合わせた「季節のお野菜セット」はSサイズ1500円、Mサイズ3000円。
次年度は農家の契約件数を増やすとともに、新たに野菜の定期便の開始や季節限定セットも販売予定。また、野菜の栽培品種と数量を農家とともに計画し、更なる需要に向け生産体制を整える。
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