ワイン産地勝沼へ新規就農者を 勝沼ワイナリーズクラブがCF開始2021年3月17日
甲州ワインの産地、勝沼のワイナリー8社で活動する勝沼ワイナリーズクラブは、農業指導経験が豊富な地元のブドウ農家と印刷関連会社、Y-INGと協力し、新規就農支援のクラウドファンディングをcampfireで開始。最高の勝沼ワインを届け続けるため耕作放棄地が増える”甲州”のブドウ畑に、新規就農者を呼び込み支援する。
甲州種を中心にぶどう畑が一面に広がる勝沼だが、近年は高齢化や後継者不足のため耕作放棄地も見られ、その風景に変化があらわれている。今回のクラウドファンディングでは、甲州種を栽培する新規就農者に、金銭的支援と栽培研修を実施。新規就農農家とワイナリーが甲州種の「栽培契約」を行い、ブドウは毎年ワイナリーが購入することで農家は安心して長年栽培することができる。耕作放棄地を3反解消しての新規就農をめざすため、目標金額は200万円。超した場合は、耕作面積を増やしたり新規就農者を新たに募集するなど同様に支援していく。
勝沼ワイナリーズクラブは、勝沼の気鋭醸造家が集まり、1987年2月に設立。現在は、錦城葡萄酒、くらむぼんワイン、白百合醸造、蒼龍葡萄酒、メルシャン、中央葡萄酒、原茂ワイン、丸藤葡萄酒工業の8社で産地勝沼を守るために活動している。
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