東京駅で約4.3トンのフードロスを削減「TABETE レスキューデリ」本格運用開始2021年3月22日
フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営する(株)コークッキングは3月23日、“施設従業員向け”フードシェアリングサービス「TABETE レスキューデリ」の本格運用を開始する。同社は、JR東日本スタートアップと鉄道会館と共に、エキナカでのフードロス削減を目的に同サービスの実証実験を3回行い、東京駅の約4.3トンのフードロス削減に成功した。
実証実験の様子
エキナカ店舗は、閉店までの品揃え確保や天候による見込み客数の大きな変動で、フードロスが多く発生すうという課題があったが、あまった食品を駅で働く従業員に閉店後に販売することで、エキナカ全体のフードロス削減を実現した。
過去3回の実証実験では、JR東京駅構内のエキナカ商業施設「グランスタ東京」を中心に、計177日で約4.3トンのフードロス削減に成功。また、フードロスの削減だけでなく、導入店舗にとっては廃棄の手間や廃棄処理コストの削減にも繋がり、さらに駅で働く従業員にとっても満足度も高いものとなった。
東京駅での本格運用にあたり、参画店舗を拡大し、毎日営業時間後に販売する。エキナカ各店舗では閉店前にはアプリを用いたフードシェアリングサービス「TABETE」を利用して一般客に向けた告知で販売しフードロスを削減。また、閉店後に残った食品はTABETEレスキューデリで施設従業員向けに販売。二つのサービスを活用することで、更なるフードロスの削減をめざす。コークッキングは他の商業施設での実証実験を始めており、今後は他施設でもTABETEレスキューデリの取り組みを展開する予定。
スキーム図
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